2024年度第1回K塾記述模試数学Ⅲ型全問解説 - 質問解決D.B.(データベース)

2024年度第1回K塾記述模試数学Ⅲ型全問解説

問題文全文(内容文):
【1】
(1) 不等式$2| x-2|-x≦$4を解け。
(2) 関数$f(x)=\log_{ 2 } (x-1)+2\log_{ 4 } (3-2x)$の最大値を求めよ。
(3) 曲線$y=x^3+2x^2$とx軸によって囲まれた部分の面積を求めよ。
(4) $\displaystyle \sum_{k=1}^n \displaystyle \frac{1}{4k^2-1}$をnを用いて表せ。
(5) $OA=2,OB=3,∠AOB=60°$である三角形$OAB$において辺$AB$を$1:3$に内分する点を$C$とする。
(ⅰ) $OC$を$OA,OB$を用いて表せ。
(ⅱ) $|OC|$を求めよ。


【2】
1個のサイコロを繰り返し振る。$k$回目($k=1,2,3,…$)に奇数の目が出たら、その目の数を$x_k$とし、偶数の目が出たら、その目の数を2で割った商を$x_k$とする。 $S_n=x_1+x_2+x_3+…+x_n$ ($n=1,2,3,…$) と定める。
(1) $S_1=3$ である確率、$S_2=6$ である確率をそれぞれ求めよ。
(2) $S_4=12$ である確率を求めよ。
(3) $S_4=12$ であったとき、$S_2=6$ である確率を求めよ。

【3】
$A$を正の定数とし、$0\leqq\theta\lt 2\pi$において、$\theta$の方程式 $a\sin2\theta-2a^2\cos\theta-\sin\theta+a=0$  …(*) を考える。
(1) $a=1$のとき、(*)を解け。
(2) (*)がちょうど3つの解をもつような$a$の値を求めよ。
(3) (*)がちょうど4つの解をもつとする。4つの解のうち、最小のものを$\alpha$、最大のものを$\beta$とするとき、$\alpha+\beta$の値を求めよ。


【4】
$xy$平面上において、連立不等式 $x\geqq 0,y\geqq 0,x+y\leqq 1$ で表された領域を$D$とする。
(1) 点P($x,y$)が$D$上を動くとき $X=2x-6y,Y=5x+y$ によって定められる点$Q$($X,Y$)が存在する領域を$XY$平面上図示せよ。
(2) $a$を実数の定数とする。点$P$($x,y$)が$D$上を動くとき   $(2x-6y-a)^2+(5x+y)^2$ の最大値を$a$を用いて表せ。


【5】
平面上に直線lとそれに接する半径1の円$C_1$がある。$C_1$の右側にあり、$C_1$と$l$に接する円を$C_2$とする。 $C_n$の中心を$A_n$,半径を$r_n,C_n$と$l$の接点を$B_n$とすると $A_nB_n:A_nA_(n+1)=1:p$ が成り立っている。ただし、$p$は$1\lt p\lt 2$を満たす定数とする。
(1) $r_(n+1)$を$r_n$,$p$を用いて表し、$r_n$求めよ。 また、$Σr_n=3$となるような$p$の値を求めよ。
(2) $p$を(1)で求めた値とする。
(ⅰ) $\ B_nB_{n+1}$を求めよ
(ⅱ) 極限値$\displaystyle\lim_{n\to\infty}{B_1B_n}$を求めよ
(ⅲ) $\alpha=\displaystyle\lim_{n\to\infty}{B_1B_n}$とし、$\beta$を正の定数とする。   極限$\displaystyle\lim_{n\to\infty}(B1Bn-\alpha)\beta n$が0以外の値に収束するよう$\beta$の値と、そのときの極限値を求めよ。


【6】
$a$を正の定数とし、$i$を虚数単位とする。複素数$z$に関する2つの方程式 $z^3=-8i$…①   $z^2-2az+8=0$…②   を考える。
(1) ①を満たす$z$について、$z$の極形式を $z=r(\cos\theta+i\sin\theta)r\gt 0,0\leqq\theta\lt 2\pi$ と表すとき、$r,\theta$の値を求めよ。
(2) ②が異なる2つの虚数解$\alpha,\beta$を持ち、複素数平面上で3点$0,\alpha,\beta$を頂点とする三角形の面積が4であるとする。ただし、($\alpha$の虚部)>($\beta$の虚部)。 (ⅰ) $a$の値と$\alpha,\beta$を求めよ。
(ⅱ)偏角を0以上$2\pi$未満の値で考えるとき,①の解のうち偏角が最大であるものを$γ$とする。複素数平面上で3点$\alpha,\beta,γ^n$を頂点とする三角形の内部に原点が存在するような正の整数$n$を求めよ。
チャプター:

0:00 動画概要
0:35 大問1(1)
1:44 大問1(2)
4:27 大問1(3)
5:39 大問1(4)
7:13 大問1(5)
9:45 大問2(1)
13:20 大問2(2)
16:34 大問2(3)
19:15 大問3(1)
20:23 大問3(2)
25:36 大問3(3)
32:12 大問4(1)
34:33 大問4(2)
40:25 大問5(1)
44:20 大問5(2)
51:00 大問6(1)
53:52 大問6(2)

単元: #大学入試過去問(数学)#全統模試(河合塾)#数学(高校生)
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
【1】
(1) 不等式$2| x-2|-x≦$4を解け。
(2) 関数$f(x)=\log_{ 2 } (x-1)+2\log_{ 4 } (3-2x)$の最大値を求めよ。
(3) 曲線$y=x^3+2x^2$とx軸によって囲まれた部分の面積を求めよ。
(4) $\displaystyle \sum_{k=1}^n \displaystyle \frac{1}{4k^2-1}$をnを用いて表せ。
(5) $OA=2,OB=3,∠AOB=60°$である三角形$OAB$において辺$AB$を$1:3$に内分する点を$C$とする。
(ⅰ) $OC$を$OA,OB$を用いて表せ。
(ⅱ) $|OC|$を求めよ。


【2】
1個のサイコロを繰り返し振る。$k$回目($k=1,2,3,…$)に奇数の目が出たら、その目の数を$x_k$とし、偶数の目が出たら、その目の数を2で割った商を$x_k$とする。 $S_n=x_1+x_2+x_3+…+x_n$ ($n=1,2,3,…$) と定める。
(1) $S_1=3$ である確率、$S_2=6$ である確率をそれぞれ求めよ。
(2) $S_4=12$ である確率を求めよ。
(3) $S_4=12$ であったとき、$S_2=6$ である確率を求めよ。

【3】
$A$を正の定数とし、$0\leqq\theta\lt 2\pi$において、$\theta$の方程式 $a\sin2\theta-2a^2\cos\theta-\sin\theta+a=0$  …(*) を考える。
(1) $a=1$のとき、(*)を解け。
(2) (*)がちょうど3つの解をもつような$a$の値を求めよ。
(3) (*)がちょうど4つの解をもつとする。4つの解のうち、最小のものを$\alpha$、最大のものを$\beta$とするとき、$\alpha+\beta$の値を求めよ。


【4】
$xy$平面上において、連立不等式 $x\geqq 0,y\geqq 0,x+y\leqq 1$ で表された領域を$D$とする。
(1) 点P($x,y$)が$D$上を動くとき $X=2x-6y,Y=5x+y$ によって定められる点$Q$($X,Y$)が存在する領域を$XY$平面上図示せよ。
(2) $a$を実数の定数とする。点$P$($x,y$)が$D$上を動くとき   $(2x-6y-a)^2+(5x+y)^2$ の最大値を$a$を用いて表せ。


【5】
平面上に直線lとそれに接する半径1の円$C_1$がある。$C_1$の右側にあり、$C_1$と$l$に接する円を$C_2$とする。 $C_n$の中心を$A_n$,半径を$r_n,C_n$と$l$の接点を$B_n$とすると $A_nB_n:A_nA_(n+1)=1:p$ が成り立っている。ただし、$p$は$1\lt p\lt 2$を満たす定数とする。
(1) $r_(n+1)$を$r_n$,$p$を用いて表し、$r_n$求めよ。 また、$Σr_n=3$となるような$p$の値を求めよ。
(2) $p$を(1)で求めた値とする。
(ⅰ) $\ B_nB_{n+1}$を求めよ
(ⅱ) 極限値$\displaystyle\lim_{n\to\infty}{B_1B_n}$を求めよ
(ⅲ) $\alpha=\displaystyle\lim_{n\to\infty}{B_1B_n}$とし、$\beta$を正の定数とする。   極限$\displaystyle\lim_{n\to\infty}(B1Bn-\alpha)\beta n$が0以外の値に収束するよう$\beta$の値と、そのときの極限値を求めよ。


【6】
$a$を正の定数とし、$i$を虚数単位とする。複素数$z$に関する2つの方程式 $z^3=-8i$…①   $z^2-2az+8=0$…②   を考える。
(1) ①を満たす$z$について、$z$の極形式を $z=r(\cos\theta+i\sin\theta)r\gt 0,0\leqq\theta\lt 2\pi$ と表すとき、$r,\theta$の値を求めよ。
(2) ②が異なる2つの虚数解$\alpha,\beta$を持ち、複素数平面上で3点$0,\alpha,\beta$を頂点とする三角形の面積が4であるとする。ただし、($\alpha$の虚部)>($\beta$の虚部)。 (ⅰ) $a$の値と$\alpha,\beta$を求めよ。
(ⅱ)偏角を0以上$2\pi$未満の値で考えるとき,①の解のうち偏角が最大であるものを$γ$とする。複素数平面上で3点$\alpha,\beta,γ^n$を頂点とする三角形の内部に原点が存在するような正の整数$n$を求めよ。
備考:■板書修正
0:35頃から解説する大問1(1)ですが
板書に誤りがございます。

ホワイトボードでは
x≧2→2(x-2)-x≧4
x2→2(2-x)-x≧4 となっておりますが、
正しくは、
x≧2→2(x-2)-x≦4
x<2→2(2-x)-x≦4 となります。

■問題文修正
34:34頃から解説する大問4(2)ですが、画面左下に表示される問題文に誤りがございます。下から2行目の(5x+2y)²ですが、正しくは(5x+y)²となります。
画面右上のホワイトボードでは(5x+y)²として解説しておりますので、解説・解答に修正はございません。
投稿日:2024.05.19

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河合塾で初のストライキ【元講師が詳細解説】

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指導講師: Morite2 English Channel
問題文全文(内容文):
大手の河合塾で異例の**ストライキ**が発生!元講師がその詳細を解説する激震の内容だ!

予備校・学習塾業界で大手としては**初めて**となる授業中のストライキが実施された! 今回ストライキを決行したのは、河合塾ユニオンの委員長で、物理を担当する竹達さん(講師歴38年目のベテラン)だという。ストライキは授業全てではなく、90分間の授業の**最後の15分間**に限定して行われる予定だ!

ストライキの背景には、ベテラン講師の**コマ単価が10年以上変わっていない**現状がある。竹達委員長は、コマ単価が約1万7,000円という状況が続き、年収は約500万円から600万円程度だと明かしている。時給に換算すると1万円を超えると見ることもできるが、コマがなければ生活できない、安定しない職業であり、会社からの手当も少ないため、これを高いと取るか低いと取るかは人によると述べられている。

ユニオン側が要求しているのは主に3点だ。

1. **賃上げの実現**:1分あたり35円(1コマ90分で3,150円)の賃上げ。これは時給換算で2,100円の賃上げとなり、この業界では「強欲な申し出」とも聞こえるが、講師は授業準備や採点、生徒の質問対応、保護者への連絡などの業務を無給で行っており、長時間拘束されている点を訴えている。
2. **私学共済への加入**:業務委託契約の講師でも私学共済に加入できるようにすること。
3. **無期転換権の承認**:業務委託契約の講師にも5年間で無期転換を認めるよう要求。

ユニオン側は、物価高騰で実質賃金が下がる中、賃上げ要求を河合塾に一蹴されたため、今回のストライキを決行したとしている。

委員長は、「生徒に迷惑をかけたくない」という思いから授業の最後の15分間に限定したストを実施。ストライキは労働者の基本的な権利であり、業界の多くの場所で若者が疲弊している現状を見て、**「塾講師も労働者である」**ことを示すために、あえて最も象徴的な「スト」の権利を発揮し、他の塾講師がストライキを起こす際のハードルを下げる狙いがあるという。

これに対し河合塾側は、「要求項目に対する弊方の見解が理解いただけず残念」としつつも、適法に行われるストライキは受け入れ、**別の講師による補填授業**(90分間まるまる授業)を用意することで対応するとしている。

この慰霊のストライキが、予備校業界の労働環境をどう変えるのか、結果に注目が集まっている!
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【数Ⅲ】極限:2021年高3第1回K塾記述模試

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単元: #大学入試過去問(数学)#関数と極限#数列の極限#全統模試(河合塾)#数学(高校生)#数Ⅲ
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
初項$2p^2$、公比pの等比数列{$a_n$}がある。ただし、pは実数の定数とする。無限 等比級数$\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty}a_n$が収束し、その和が1であるとき、次の問に答えよ。
(1)p の値を求めよ。
(2)母線の長さが1、高さがa[n]の円錐の体積を$V_n$とする。無限 級数$\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty}V_n$は収束するか。収束するときはその和を求め、発散するとき はそのことを示せ。
(3)母線の長さが1、高さが$a_n$の円錐の側面積を$T_n$とす る。無限級数$\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty}T_n$は収束するか。収束するときはその和を求め、発散 するときはそのことを示せ。
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【数Ⅰ】高2生必見!!2020年度 第2回 K塾高2模試 大問2-1_2次関数

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単元: #数Ⅰ#大学入試過去問(数学)#2次関数#2次方程式と2次不等式#全統模試(河合塾)#数学(高校生)
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
実数xについての2つの不等式$ ax^2+2ax-2a+1\leqq 0$・・・①
$\vert x-2\vert \leqq 1$・・・② がある。
ただし、aは0でない実数の定数とする。
(1)$a=-1$のとき、①を解け。
(2)②を解け。
(3)②を満たすすべてのxが①を満たすようなaの値の範囲を求めよ。
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【数A】確率:高3 5月K塾共通テスト 数学IA第3問

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指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
1個のさいころを繰り返し投げ、次の規則に従って数直線上の点Pを動かす。
・原点から出発して、1回目に出た目の数だけ点Pを負の方向に動かす。
・1回目で点Pがとまった位置から出発して、2回目に出た目の数だけ点Pを正の方向に動かす。
・2回目で点Pがとまった位置から出発して、3回目に出た目の数だけ点Pを負の方向に動かす。
・以下同様に、直前の回で点Pgaとまった位置から出発して、奇数回目の移動では出た目の数だけ点Pを負の方向に動かし、偶数回目の移動では出た目の数だけ点Pを正の方向に動かす。
例えば、さいころを4回投げて順に5,5,2,6の目が出た場合、点Pの座標は順に、-5,0,-2,4となる。
(1)2回目の移動後に点Pの座標が0となる確率は(ア)/(イ)、4となる確率は(ウ)/(エオ)、5となる確率は(カ)/(キク)である。
(2)4回目の移動後に点Pの座標が9となるのは、点Pの座標が2回目の移動後に(ケ)となり、4回目の移動後に9となる場合、または点Pの座標が2回目の移動後に(コ)となり、4回目の移動後に9となる場合のいずれかである。ただし、(ケ)と(コ)の順序は問わない。
よって、4回目の移動後に点Pの座標が9となる確率は(サ)/(シスセ)である。
また、4回目の移動後に点Pの座標が9であったとき、3回目の移動後の点Pの座標が4である条件付き確率は(ソ)/(タ)である。
(3)7回目の移動後に点Pの座標が13となる確率は(チ)/(ツ)^(テ)である。
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【高校数学】2023年度 第1回 高2K塾記述模試 全問解説

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単元: #大学入試過去問(数学)#全統模試(河合塾)#数学(高校生)
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
第1問:小問集合
次の□にあてはまる数または式を求めよ.
(1)$(x^2+x)(x^2+x-3)$を展開すると、$\Box$となる.
(2)$2x^2-5xy-3y^2$を因数分解すると、$\Box$となる.
(3)$\alpha=3+\sqrt6、\beta=3-\sqrt6$について、$\alpha\beta$の値は$\Box$であり、$\Box$である.
(4)$\theta$は鋭角とする.$\tan\theta=\sqrt3$のとき、$\cos\theta=\Box$である.
(5)不等式$-x\lt 3x-4\lt x$の解は$\Box$である.
(6)次のデータがある。$6,3,5,2,2,7,1,4,8$ このデータの第3四分位数は$\Box$であり、四分位範囲は$\Box$である.

第2問[1]:図形と計量
三角形$ABC$があり、$AB=4,AC=5,\cos\angle BAC=\dfrac{1}{8}$である。
(1)$\sin\angle BAC$の値を求めよ。また、辺$BC$の長さを求めよ。
(2)辺$AC$(両端を除く)上に点$D$をとり、三角形$BCD$の外接円の半径を$R$とする。
(i)$\angle BDC=\theta$とおくとき、$\sin\theta$を$R$を用いて表せ.
(ii)$R=4$のとき、線分$BD$の長さと線分$AD$の長さを求めよ.

[2]:場合の数
1個のサイコロを4回振り、出た目の数を左から順に並べて4桁の整数Nを作る。例えば、1個のサイコロを4回振り、出た目の数が順に$1,2,3,4$である場合は$N=1234$となる。 
(1)$N$は全部で何個できるか.
(2)$2126,3335$のように、同じ数を含む$N$は何個できるか.
(3)$4321$より大きい$N$は何個できるか.

第3問:2次関数
$x$の2次関数$f(x)=x^2-2x+2$があり、放物線$y=f(x)$を$C_1$とする。
(1)(i)$C_1$の座標を求めよ。
(ii)$0\leqq x\leqq 4$における$f(x)$の最大値と最小値を求めよ。
(2)$p$を正の整数とする。$C_1$を$x$軸の方向に$p$、$y$軸方向に$-p$だけ平行移動した放物線を$C_2$とし、$C_2$の方程式を$y=g(x)$とする。
(i)$C_2$の頂点の座標を求めよ。
(ii)$0\leqq x\leqq 4$における$g(x)$の最小値を$m$とする。$m$を$p$を用いて表せ。
(iii)次の2つの条件(A),(B)がともに成り立つような$p$の値の範囲を求めよ。
  (A)$0\leqq x\leqq 4$を満たすすべての実数$x$に$g(x)\gt 0$
(B)$0\leqq x\leqq 4$を満たすある実数xに対して$g(x)\gt 8$

第4問:複素数と方程式
$a,b$を実数の定数とし、$c$を0でない実数の定数とする。2つの2次方程式
$x^2-6x+10=0$ …①
$x^2-ax+b=0$ …②
があり、②の2つの解は$1+ci、1-ci$である。ただし、$i$は虚数単位である。
(1)①を解け。
(2)$a$の値を求めよ。また、$b$を$c$を用いて表せ。
(3)$d$を実数の定数とする。多項式$P(x)$があり、$P(x)$を2次式$x^2-ax+b=0$で割ると、商は $x^2-6x+10=0$、余りは$cx+d$である。
 (i)$P(1+ci)$を$p+qi$ ($p,q$は実数であり、いずれも$c,d$で表された式)の形で表せ。
 (ii)①の2つの解を$\alpha,\beta$と表し、複素数の集合$A,B$を
 $A={\alpha,\beta,1+ci,1-ci}、B={P(\alpha),P(\beta),P(1+ci),P(1-ci)}$
 と定める。$A=B$となるような$b,c,d$の組($b.c,d$)をすべて求めよ。ただし、$A=B$とは、$A$の要素と$B$の要素がすべて一致することである。

第5問:確率
1が書かれた赤色、白色、青色のカードが1枚ずつ、2が書かれた赤色、白色、青色のカードが1枚ずつ、3が書かれた赤色、白色、青色のカードが1枚ずつ、4が書かれた赤色、白色、青色のカードが1枚ずつ、計12枚のカードが袋の中に入っている。この袋から無作為に3枚のカードを同時に取り出す。
(1)取り出した3枚のカードに書かれた数がすべて同じ数である確率を求めよ。
(2)取り出した3枚のカードに書かれた数がすべて異なる数である確率を求めよ。
(3)取り出した3枚のカードに書かれた数の和が3の倍数である確率を求めよ。
(4)取り出した3枚のカードに書かれた数の和が3の倍数であるとき、その3枚のカードの中に赤色のカードが含まれている条件付き確率を求めよ。
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