【数学】2023年度 第2回 K塾高2模試 全問解説 - 質問解決D.B.(データベース)

【数学】2023年度 第2回 K塾高2模試 全問解説

問題文全文(内容文):
第1問:小問集合
(1)(3x1)(9x2+3x+1)を展開せよ。
(2)x11+1x+2を簡単にせよ。
(3)2次関数y=2x2x+1の最小値を求めよ。
(4)iを虚数単位とする。(2+i)2ia+bi(a,bは実数)の形で表せ。
(5)AB=4,BC=7,CA=3である△ABCにおいて、cos∠BACの値と△ABCの面積を求めよ。
(6)a,a,b,b,c,cの6文字を1列に並べるとき、並べ方は全部で何通りか。このうち、a,aが隣り合わないような並べ方は何通りか。

第2問-i:2次不等式
aは正の定数とする。実数xについての2つの不等式 ax2+(2a5)x2a+10・・・①、2x33・・・②がある。
(1)a=2のとき、①を解け。
(2)②を解け。
(3)②を満たすすべての実数xに対して、①が成り立つようなaの値の範囲を求めよ。

第2問-ii:図形と方程式
xy平面上に、2つの円C:x2+y210xa24a+21=0C2:x2+y2=5がある。また、C₂上の点P(2,1)におけるC₂の 接線をlとする。ただし、aはa>-2を満たす定数とする。
(1)a=1のとき、C₁の中心の座標と半径を求めよ。
(2)lの方程式を求めよ。
(3)C₁とlが接するようなaの値を求めよ。また、このとき のC1とlの接点をQとするとき、線分PQの長さを求めよ。

第3問:複素数と方程式
a,bを実数の定数とする。xの3次式f(x)=x3+(a+3)x2+(3a+b)x+3b と、3次方程式 f(x)=0・・・(*)がある。
(1)f(-3)を求めよ。
(2)a=-1かつb=1のとき、(*)を解け。
(3)(*)が異なる2つの虚数解をもつためのa,bの条件を求めよ。
(4)a,bが(3)で求めた条件を満たすとし、(*)の異なる2つの虚数解をα,βとする。このとき、α2,β2がともに(*)の解となるようなa,bの値の組(a,b)をすべて求めよ。

第4問:確率
5枚のカード1,1,2,2,3が入った袋が1つあり、次の操作(I)を考える。
操作(I): 袋から2枚のカードを同時に取り出し、取り出した2枚のカードに書かれた数の和をXとし、取り出した2枚のカードを袋に戻す。
(1)操作(I)を1回行う。
(i)X=2となる確率を求めよ。
(ii)X=4となる確率を求めよ。
さらに、1枚の硬貨を用意し、操作(I)で定まるXの値に対して、次の操作(II)を考える。
操作(II):1枚の硬貨を投げ、表が出たらY=X+1とし、裏が出たらY=Xとする。
操作(I), (II)を(I), (II)の順に1回ずつ行うことを操作Tとする。
(2)操作Tを1回行う。
(i)Y=4となる確率を求めよ。
(ii)Yの期待値を求めよ。
(3)操作Tを3回繰り返すとき、3回のYの値の合計が15になる確率を求めよ。

第5問:三角関数
aを実数の定数とする。θの方程式cos2θ+2(5a1)sinθ12a2+6a1=0・・・(*)がある
(1)cos2θをsinθを用いて表せ。
(2)a=0とする。0≦θ<2πにおいて、(*)を解け。
(3)0≦θ<2πにおいて、(*)が異なる4個の解をもつとする。
(i)aのとり得る値の範囲を求めよ。
(ii)0≦θ<2πにおける(*)の4個の解を、小さい順にθ₁,θ₂,θ₃,θ₄とする。(θ₂-θ₁)+(θ₄-θ₃)=πとなるようなaの値を求めよ。

第6問:数列
nは自然数。等差数列{a_n}があり、a₁+a₂=8,a₄+a₅=20である。また、公比が実数である等比数列{b_n}があり、
b₁+b₂=4, b₄+b₅=108である。
(1)数列{a_n}の一般項を求めよ。また、数列{a_n}の初項から第n項までの和S_nを求めよ。
(2)数列{b_n}の一般項を求めよ。
(3)数列{c_n}は、左から順に次のような項が並べられた数列である。 b₁がa₁個、b₂がa₂個、b₃がa₃個、...、b_nがa_n個、... すなわち、{c}: b₁,...,b₁, b₂,...,b₂, b₃,..,b₃,...,b_n,...,b_n,...
(i)C₂₀₂₃の値を求めよ。ただし、結果は2¹⁰⁰のように指数表示のままでよい。
(ii)k=12023ckの値を求めよ。ただし、結果は2100のように指数表示のままでよい。
チャプター:

0:00 オープニング
0:05 第1問の問題文:小問集合
0:10 (1)展開
0:48 (2)繁分数の整理
1:43 (3)2次関数の最小値
3:18 (4)iを含む式の整理
4:20 (5-i)余弦定理
5:23 (5-ii)三角形の面積
6:08 (6-i)同じものを含む順列
7:03 (6-ii)隣り合わない並べ方

8:06 第2問-iの問題文:2次不等式
8:17 (1)2次不等式を解け
9:15 (2)絶対値付きの不等式
10:12 (3)絶対不等式

12:00 第2問-iiの問題文:図形と方程式
12:21 (1)円の中心と半径
13:37 (2)円周上の点における接線
14:25 (3)lに接するときの半径。線分の長さ

17:13 第3問の問題文:複素数と方程式
17:27 (1)f(-3)の値
18:08 (2)高次方程式を解け
20:54 (3)虚数解をもつ条件
21:42 (4)条件を満たすa,bの組

27:25 第4問の問題文:確率
27:48 (1-i)X=2のとき
28:23 (1-ii)X=4のとき
29:05 (2-i)Y=4のとき
30:41 (2-ii)Yの期待値
33:31 (3)Yの合計が15になるとき

35:15 第5問の問題文:三角関数
35:25 (1)2倍角の公式
35:37 (2)三角方程式
37:17 (3-i)解を4個持つ条件
39:57 (3-ii)条件を満たすaの値

44:25 第6問の問題文:数列
44:52 (1)等差数列の一般項と和
47:00 (2)等比数列の一般項
48:23 (3-i)2023番目の値
51:37 (3-ii)2023番目までの和
56:36 エンディング

単元: #大学入試過去問(数学)#全統模試(河合塾)#数学(高校生)
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
第1問:小問集合
(1)(3x1)(9x2+3x+1)を展開せよ。
(2)x11+1x+2を簡単にせよ。
(3)2次関数y=2x2x+1の最小値を求めよ。
(4)iを虚数単位とする。(2+i)2ia+bi(a,bは実数)の形で表せ。
(5)AB=4,BC=7,CA=3である△ABCにおいて、cos∠BACの値と△ABCの面積を求めよ。
(6)a,a,b,b,c,cの6文字を1列に並べるとき、並べ方は全部で何通りか。このうち、a,aが隣り合わないような並べ方は何通りか。

第2問-i:2次不等式
aは正の定数とする。実数xについての2つの不等式 ax2+(2a5)x2a+10・・・①、2x33・・・②がある。
(1)a=2のとき、①を解け。
(2)②を解け。
(3)②を満たすすべての実数xに対して、①が成り立つようなaの値の範囲を求めよ。

第2問-ii:図形と方程式
xy平面上に、2つの円C:x2+y210xa24a+21=0C2:x2+y2=5がある。また、C₂上の点P(2,1)におけるC₂の 接線をlとする。ただし、aはa>-2を満たす定数とする。
(1)a=1のとき、C₁の中心の座標と半径を求めよ。
(2)lの方程式を求めよ。
(3)C₁とlが接するようなaの値を求めよ。また、このとき のC1とlの接点をQとするとき、線分PQの長さを求めよ。

第3問:複素数と方程式
a,bを実数の定数とする。xの3次式f(x)=x3+(a+3)x2+(3a+b)x+3b と、3次方程式 f(x)=0・・・(*)がある。
(1)f(-3)を求めよ。
(2)a=-1かつb=1のとき、(*)を解け。
(3)(*)が異なる2つの虚数解をもつためのa,bの条件を求めよ。
(4)a,bが(3)で求めた条件を満たすとし、(*)の異なる2つの虚数解をα,βとする。このとき、α2,β2がともに(*)の解となるようなa,bの値の組(a,b)をすべて求めよ。

第4問:確率
5枚のカード1,1,2,2,3が入った袋が1つあり、次の操作(I)を考える。
操作(I): 袋から2枚のカードを同時に取り出し、取り出した2枚のカードに書かれた数の和をXとし、取り出した2枚のカードを袋に戻す。
(1)操作(I)を1回行う。
(i)X=2となる確率を求めよ。
(ii)X=4となる確率を求めよ。
さらに、1枚の硬貨を用意し、操作(I)で定まるXの値に対して、次の操作(II)を考える。
操作(II):1枚の硬貨を投げ、表が出たらY=X+1とし、裏が出たらY=Xとする。
操作(I), (II)を(I), (II)の順に1回ずつ行うことを操作Tとする。
(2)操作Tを1回行う。
(i)Y=4となる確率を求めよ。
(ii)Yの期待値を求めよ。
(3)操作Tを3回繰り返すとき、3回のYの値の合計が15になる確率を求めよ。

第5問:三角関数
aを実数の定数とする。θの方程式cos2θ+2(5a1)sinθ12a2+6a1=0・・・(*)がある
(1)cos2θをsinθを用いて表せ。
(2)a=0とする。0≦θ<2πにおいて、(*)を解け。
(3)0≦θ<2πにおいて、(*)が異なる4個の解をもつとする。
(i)aのとり得る値の範囲を求めよ。
(ii)0≦θ<2πにおける(*)の4個の解を、小さい順にθ₁,θ₂,θ₃,θ₄とする。(θ₂-θ₁)+(θ₄-θ₃)=πとなるようなaの値を求めよ。

第6問:数列
nは自然数。等差数列{a_n}があり、a₁+a₂=8,a₄+a₅=20である。また、公比が実数である等比数列{b_n}があり、
b₁+b₂=4, b₄+b₅=108である。
(1)数列{a_n}の一般項を求めよ。また、数列{a_n}の初項から第n項までの和S_nを求めよ。
(2)数列{b_n}の一般項を求めよ。
(3)数列{c_n}は、左から順に次のような項が並べられた数列である。 b₁がa₁個、b₂がa₂個、b₃がa₃個、...、b_nがa_n個、... すなわち、{c}: b₁,...,b₁, b₂,...,b₂, b₃,..,b₃,...,b_n,...,b_n,...
(i)C₂₀₂₃の値を求めよ。ただし、結果は2¹⁰⁰のように指数表示のままでよい。
(ii)k=12023ckの値を求めよ。ただし、結果は2100のように指数表示のままでよい。
投稿日:2024.07.20

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問題文全文(内容文):
1個のさいころを繰り返し投げ、次の規則に従って数直線上の点Pを動かす。
・原点から出発して、1回目に出た目の数だけ点Pを負の方向に動かす。
・1回目で点Pがとまった位置から出発して、2回目に出た目の数だけ点Pを正の方向に動かす。
・2回目で点Pがとまった位置から出発して、3回目に出た目の数だけ点Pを負の方向に動かす。
・以下同様に、直前の回で点Pgaとまった位置から出発して、奇数回目の移動では出た目の数だけ点Pを負の方向に動かし、偶数回目の移動では出た目の数だけ点Pを正の方向に動かす。
例えば、さいころを4回投げて順に5,5,2,6の目が出た場合、点Pの座標は順に、-5,0,-2,4となる。
(1)2回目の移動後に点Pの座標が0となる確率は(ア)/(イ)、4となる確率は(ウ)/(エオ)、5となる確率は(カ)/(キク)である。
(2)4回目の移動後に点Pの座標が9となるのは、点Pの座標が2回目の移動後に(ケ)となり、4回目の移動後に9となる場合、または点Pの座標が2回目の移動後に(コ)となり、4回目の移動後に9となる場合のいずれかである。ただし、(ケ)と(コ)の順序は問わない。
よって、4回目の移動後に点Pの座標が9となる確率は(サ)/(シスセ)である。
また、4回目の移動後に点Pの座標が9であったとき、3回目の移動後の点Pの座標が4である条件付き確率は(ソ)/(タ)である。
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△ABCにおいて、AB=3,AC=6,BAC=90°であるとき、BC=()()である。Aを中心とし、Bを通る円をKとし、円Kと直線ACの交点のうち辺AC上にある方をD、もう一方をEとする。また、円Kと直線BCの交点でBと異なるものをFとする。このとき、CE=(ウ)であり、方べきの定理を用いると、CF=()()()とわかるからBFFC=()()である。さらに、直線EFと辺ABの交点をP、直線EFと線分BCの交点をQとすると、BQQD=()であり、△BFQの面積は()()である。また、△CPQの面積は()()である。
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問題文全文(内容文):
【1】
(1) 不等式2|x2|x4を解け。
(2) 関数f(x)=log2(x1)+2log4(32x)の最大値を求めよ。
(3) 曲線y=x3+2x2とx軸によって囲まれた部分の面積を求めよ。
(4) k=1n14k21をnを用いて表せ。
(5) OA=2OB=3AOB=60°である三角形OABにおいて辺AB1:3に内分する点をCとする。
(ⅰ) OCOA,OBを用いて表せ。
(ⅱ) |OC|を求めよ。


【2】
1個のサイコロを繰り返し振る。k回目(k=1,2,3,)に奇数の目が出たら、その目の数をxkとし、偶数の目が出たら、その目の数を2で割った商をxkとする。 Sn=x1+x2+x3++xn (n=123) と定める。
(1) S1=3 である確率、S2=6 である確率をそれぞれ求めよ。
(2) S4=12 である確率を求めよ。
(3) S4=12 であったとき、S2=6 である確率を求めよ。

【3】
Aを正の定数とし、0θ<2πにおいて、θの方程式 asin2θ2a2cosθsinθ+a=0  …(*) を考える。
(1) a=1のとき、(*)を解け。
(2) (*)がちょうど3つの解をもつようなaの値を求めよ。
(3) (*)がちょうど4つの解をもつとする。4つの解のうち、最小のものをα、最大のものをβとするとき、α+βの値を求めよ。


【4】
xy平面上において、連立不等式 x0y0x+y1 で表された領域をDとする。
(1) 点P(xy)がD上を動くとき X=2x6yY=5x+y によって定められる点QXY)が存在する領域をXY平面上図示せよ。
(2) aを実数の定数とする。点Pxy)がD上を動くとき   (2x6ya)2+(5x+y)2 の最大値をaを用いて表せ。


【5】
平面上に直線lとそれに接する半径1の円C1がある。C1の右側にあり、C1lに接する円をC2とする。 Cnの中心をAn,半径をrnCnlの接点をBnとすると AnBnAnA(n+1)=1p が成り立っている。ただし、p1<p<2を満たす定数とする。
(1) r(n+1)rnpを用いて表し、rn求めよ。 また、Σrn=3となるようなpの値を求めよ。
(2) pを(1)で求めた値とする。
(ⅰ)  BnBn+1を求めよ
(ⅱ) 極限値limnB1Bnを求めよ
(ⅲ) αlimnB1Bnとし、βを正の定数とする。   極限limn(B1Bnα)βnが0以外の値に収束するようβの値と、そのときの極限値を求めよ。


【6】
aを正の定数とし、iを虚数単位とする。複素数zに関する2つの方程式 z3=8i…①   z22az+8=0…②   を考える。
(1) ①を満たすzについて、zの極形式を z=r(cosθ+isinθ)r>00θ<2π と表すとき、r,θの値を求めよ。
(2) ②が異なる2つの虚数解α,βを持ち、複素数平面上で3点0,α,βを頂点とする三角形の面積が4であるとする。ただし、(αの虚部)>(βの虚部)。 (ⅰ) aの値とα,βを求めよ。
(ⅱ)偏角を0以上2π未満の値で考えるとき,①の解のうち偏角が最大であるものをγとする。複素数平面上で3点α,β,γnを頂点とする三角形の内部に原点が存在するような正の整数nを求めよ。
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和訳問題:Interesting as this sounds, the story has a flaw.
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数学でとれなかったのは仕方ない?!
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