2024年度 共通テスト解説 化学 第5問 問2 質量分析法-金属試料のAg含有量を同位体の存在比を利用して求める - 質問解決D.B.(データベース)

2024年度 共通テスト解説 化学 第5問 問2 質量分析法-金属試料のAg含有量を同位体の存在比を利用して求める

問題文全文(内容文):
ある金属試料$X$中に含まれる銀$Ag$の物質量を求めるため、
次の実験Ⅰ, Ⅱを行った。
金属試料$X$中に含まれていた $Ag$の物質量は何$mol$か。
最も適当な数値を後の①~④のうちから一つ選べ。

実験Ⅰ $X$をすべて硝酸に完全に溶解させ$200mL$とした。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を
質量分析法により求めたところ、$^{107}Ag$が $50.0%, ^{109}Ag$が$50.0%$であった。


実験Ⅱ 実験Ⅰで調製した溶液から$100ml$を取り分け、
それに $^{107}Ag$の物質量の割合が$100%$である$Ag$粉末を$5.00 \times 10^{-3}/mol$添加し、完全に溶解させた。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を質量分析法により求めたところ、
$^{107}Ag$が$75.0%, ^{109}Ag$が$25.0%$であった。

①$1.00 \times 10^{-3}$
②$5.00 \times 10^{-3}$
③$1.00 \times 10^{-2}$
④$5.00 \times 10^{2}$
単元: #化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#物質量と濃度#共通テスト#理科(高校生)
指導講師: ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
ある金属試料$X$中に含まれる銀$Ag$の物質量を求めるため、
次の実験Ⅰ, Ⅱを行った。
金属試料$X$中に含まれていた $Ag$の物質量は何$mol$か。
最も適当な数値を後の①~④のうちから一つ選べ。

実験Ⅰ $X$をすべて硝酸に完全に溶解させ$200mL$とした。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を
質量分析法により求めたところ、$^{107}Ag$が $50.0%, ^{109}Ag$が$50.0%$であった。


実験Ⅱ 実験Ⅰで調製した溶液から$100ml$を取り分け、
それに $^{107}Ag$の物質量の割合が$100%$である$Ag$粉末を$5.00 \times 10^{-3}/mol$添加し、完全に溶解させた。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を質量分析法により求めたところ、
$^{107}Ag$が$75.0%, ^{109}Ag$が$25.0%$であった。

①$1.00 \times 10^{-3}$
②$5.00 \times 10^{-3}$
③$1.00 \times 10^{-2}$
④$5.00 \times 10^{2}$
投稿日:2024.02.01

<関連動画>

抜け漏れは無いか?【化学基礎】(共通テスト対策 直前講座)

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学基礎1ー物質の構成#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#物質の成分と構成元素#原子の構成と元素の周期表#化学結合#物質量と濃度#酸と塩基・水素イオン濃度#共通テスト#化学変化と化学反応式#中和と塩#酸化還元反応#理科(高校生)
指導講師: カサニマロ【べんとう・ふきのとうの授業動画】
問題文全文(内容文):
【化学基礎_理論編】共通テスト対策 直前講座
この動画を見る 

1分で解いてほしい化学計算問題 (5) 溶液の濃度計算

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学基礎2ー物質の変化#物質量と濃度#理科(高校生)
指導講師: ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
[2023愛知学院大学(改)]
原子量 $\ce{H} 1 \ce{O} 16 \ce{S} 32 \ce{Cu} 64$

$30\,\rm{g}$の硫酸銅(II)五水和物$\ce{CuSO4}・5\ce{H2O}$を水に溶かし、$400\,\rm{mL}$とした。
この水溶液のモル濃度は何$\rm{mol/L}$ですか。
有効数字2桁で答えなさい。
この動画を見る 

【短時間で全単元確認できます!】化学基礎の共通テストや学年末テストで出やすい・押さえたい事項まとめ〔現役塾講師解説、高校化学、化学基礎〕

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学基礎1ー物質の構成#化学基礎2ー物質の変化#物質の成分と構成元素#原子の構成と元素の周期表#化学結合#物質量と濃度#酸と塩基・水素イオン濃度#化学変化と化学反応式#中和と塩#酸化還元反応
指導講師: 3rd School
問題文全文(内容文):
化学基礎の共通テストや学年末テストで出やすい・押さえたい事項をまとめました。
この動画を見る 

【化学】古い過去問 センター試験2006年度 第2問 問1 気体の平均分子量と密度

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#物質量と濃度#理科(高校生)#センター試験
指導講師: ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
標準状態で、ある体積の空気の質量を測定したところ$0.29g$であった。
次に、標準状態で同体積の別の気体の質量を測定したところ$0.58g$であった。
この気体は何か。
最も適当なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。
ただ し、空気は窒素と酸素の体積比が$4:1$の混合気体であるとする。
"標準状態・・・$0℃、1.013\times 10^5Pa$"
① アルゴン
② キセノン
③ プロバン
④ ブタン
⑤ 二酸化炭素
この動画を見る 

【この動画で用語の意味を理解できます!!】質量保存の法則、定比例の法則、倍数比例の法則、原子説、気体反応の法則、分子説、アボガドロの法則〔現役塾講師解説、高校化学、化学基礎、2022年

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学基礎2ー物質の変化#物質量と濃度#理科(高校生)
指導講師: 3rd School
問題文全文(内容文):
化学の基本法則について解説します。
質量保存の法則、定比例の法則、倍数比例の法則、原子説、気体反応の法則、分子説、アボガドロの法則
この動画を見る 
PAGE TOP