問題文全文(内容文):
(1)座標平面上の点P(x,y)を、点T(s,t)を中心として半時計周りに角 だけ
回転させるときに、点Pが点P'(x',y')に移るとする。x'とy'を
の式で表すと となる。
(2)aを正の実数とする。原点O(0,0)とする半径aの円Cに、半径 で原点O
を通る円Kを点A(a,0)において内接させる。この円Kを円Cに沿って
滑らないように転がす。ただし、KとCの接点がC上を半時計回りに動くようにする。
そして、接点の座標がはじめて となるようにする。
円Kに対するこの操作は次の2段階の操作を続けて行うことと同等である。
点B を中心として、円Kを に角 だけ回転させる。
原点Oを中心として、円Kを に角 だけ回転させる。
の選択肢
時計回り,反時計回り,
(3)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、Kの内部に固定された点Q(b,0)
(ただし、 )をとる。円Kを、Cとの接点がC上を一周するまで(2)に述べた
やり方でCに沿って転がすとき、点Qが動いてできる曲線を とする。 上の
点の座標を(x,y)として、 の方程式をx,yを用いて書くと となる。
(4)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、円Cに固定された点R(0,a)をとる。
今度は円Kを固定して、円Cの方をKに接した状態で滑らないようにKに沿って転がす。
2つの円の接点が円Kを 回転したとき、点Rははじめてもとの位置
(0,a)に戻る。Rが描く曲線を とする。原点Oを極とし、x軸の正の部分を
始線とする極座標# による の極方程式は である。
ただし はそれぞれ 上の点の原点からの距離、および偏角である。
2022慶應義塾大学医学部過去問
(1)座標平面上の点P(x,y)を、点T(s,t)を中心として半時計周りに角
回転させるときに、点Pが点P'(x',y')に移るとする。x'とy'を
の式で表すと
(2)aを正の実数とする。原点O(0,0)とする半径aの円Cに、半径
を通る円Kを点A(a,0)において内接させる。この円Kを円Cに沿って
滑らないように転がす。ただし、KとCの接点がC上を半時計回りに動くようにする。
そして、接点の座標がはじめて
円Kに対するこの操作は次の2段階の操作を続けて行うことと同等である。
時計回り,反時計回り,
(3)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、Kの内部に固定された点Q(b,0)
(ただし、
やり方でCに沿って転がすとき、点Qが動いてできる曲線を
点の座標を(x,y)として、
(4)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、円Cに固定された点R(0,a)をとる。
今度は円Kを固定して、円Cの方をKに接した状態で滑らないようにKに沿って転がす。
2つの円の接点が円Kを
(0,a)に戻る。Rが描く曲線を
始線とする極座標#
ただし
2022慶應義塾大学医学部過去問
単元:
#数Ⅱ#大学入試過去問(数学)#平面上の曲線#図形と方程式#円と方程式#学校別大学入試過去問解説(数学)#媒介変数表示と極座標#慶應義塾大学#数学(高校生)#数C
指導講師:
福田次郎
問題文全文(内容文):
(1)座標平面上の点P(x,y)を、点T(s,t)を中心として半時計周りに角 だけ
回転させるときに、点Pが点P'(x',y')に移るとする。x'とy'を
の式で表すと となる。
(2)aを正の実数とする。原点O(0,0)とする半径aの円Cに、半径 で原点O
を通る円Kを点A(a,0)において内接させる。この円Kを円Cに沿って
滑らないように転がす。ただし、KとCの接点がC上を半時計回りに動くようにする。
そして、接点の座標がはじめて となるようにする。
円Kに対するこの操作は次の2段階の操作を続けて行うことと同等である。
点B を中心として、円Kを に角 だけ回転させる。
原点Oを中心として、円Kを に角 だけ回転させる。
の選択肢
時計回り,反時計回り,
(3)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、Kの内部に固定された点Q(b,0)
(ただし、 )をとる。円Kを、Cとの接点がC上を一周するまで(2)に述べた
やり方でCに沿って転がすとき、点Qが動いてできる曲線を とする。 上の
点の座標を(x,y)として、 の方程式をx,yを用いて書くと となる。
(4)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、円Cに固定された点R(0,a)をとる。
今度は円Kを固定して、円Cの方をKに接した状態で滑らないようにKに沿って転がす。
2つの円の接点が円Kを 回転したとき、点Rははじめてもとの位置
(0,a)に戻る。Rが描く曲線を とする。原点Oを極とし、x軸の正の部分を
始線とする極座標# による の極方程式は である。
ただし はそれぞれ 上の点の原点からの距離、および偏角である。
2022慶應義塾大学医学部過去問
(1)座標平面上の点P(x,y)を、点T(s,t)を中心として半時計周りに角
回転させるときに、点Pが点P'(x',y')に移るとする。x'とy'を
の式で表すと
(2)aを正の実数とする。原点O(0,0)とする半径aの円Cに、半径
を通る円Kを点A(a,0)において内接させる。この円Kを円Cに沿って
滑らないように転がす。ただし、KとCの接点がC上を半時計回りに動くようにする。
そして、接点の座標がはじめて
円Kに対するこの操作は次の2段階の操作を続けて行うことと同等である。
時計回り,反時計回り,
(3)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、Kの内部に固定された点Q(b,0)
(ただし、
やり方でCに沿って転がすとき、点Qが動いてできる曲線を
点の座標を(x,y)として、
(4)円Kが点Aにおいて円Cに内接しているとき、円Cに固定された点R(0,a)をとる。
今度は円Kを固定して、円Cの方をKに接した状態で滑らないようにKに沿って転がす。
2つの円の接点が円Kを
(0,a)に戻る。Rが描く曲線を
始線とする極座標#
ただし
2022慶應義塾大学医学部過去問
投稿日:2022.06.18