共通テスト追試 化学 2023年度 第2問 問3 2段階電離の電離定数 - 質問解決D.B.(データベース)

共通テスト追試 化学 2023年度 第2問 問3 2段階電離の電離定数

問題文全文(内容文):
ある2価の酸$H_2A$は、水溶液中では式(2)と(3)で表されるように二段階で電離する。
(2)$H_2A→H^{+}+HA{-}$
(3)$HA^{-}⇄H^{+}+A^{2-}$

式(2)に示した一段落目の反応は$H_2A$は$H^{+}$と$HA^{-}$に完全に電離し、式(3)に示した二段落目の反応では電離平衛状態になる。
式(3)の反応の平衛定数$K$は次の式(4)で表される。
(4)$\displaystyle \frac{〔H^{+}〕〔A^{2-}〕}{〔HA^{-}〕}$

$H_2A$水溶液のモル濃度$c$、二段階目の反応における$HA{-}$の電離度$a$としたとき。$K$を表す式として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。

①$\displaystyle \frac{ca^2}{1-a}$ ②$\displaystyle \frac{ca(1+a)}{1-a}$ ③$\displaystyle \frac{ca^2}{1+a}$ ④$\displaystyle \frac{ca(1+2a)}{1+a}$
単元: #化学#化学理論#化学反応の速さ#理科(高校生)
指導講師: ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
ある2価の酸$H_2A$は、水溶液中では式(2)と(3)で表されるように二段階で電離する。
(2)$H_2A→H^{+}+HA{-}$
(3)$HA^{-}⇄H^{+}+A^{2-}$

式(2)に示した一段落目の反応は$H_2A$は$H^{+}$と$HA^{-}$に完全に電離し、式(3)に示した二段落目の反応では電離平衛状態になる。
式(3)の反応の平衛定数$K$は次の式(4)で表される。
(4)$\displaystyle \frac{〔H^{+}〕〔A^{2-}〕}{〔HA^{-}〕}$

$H_2A$水溶液のモル濃度$c$、二段階目の反応における$HA{-}$の電離度$a$としたとき。$K$を表す式として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。

①$\displaystyle \frac{ca^2}{1-a}$ ②$\displaystyle \frac{ca(1+a)}{1-a}$ ③$\displaystyle \frac{ca^2}{1+a}$ ④$\displaystyle \frac{ca(1+2a)}{1+a}$
投稿日:2023.07.12

<関連動画>

【化学】理論化学:混合溶液の体積の算出

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学基礎2ー物質の変化#物質量と濃度#理科(高校生)
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
水(1.00g/cm³)10.0mlと
エタノール(0.800g/cm³)10.0mlを
混合して得た溶液の密度が0.920g/cm³の時
この溶液の体積を求めよ
この動画を見る 

共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2015年 第2問 問4 電気分解の問題

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#電池と電気分解#共通テスト#理科(高校生)
指導講師: ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
電解槽Ⅰに硫酸銅(II) 水溶液、電解槽Ⅱに希硫酸を入れた。
さらに、銅電極、白金電極を用いて、図1のような装置を組み立てた。
一定の電流を 1930秒間流して電気分解を行ったところ、
電解槽Ⅰの陰極で$0.32g$の銅が析出した。
下の問い(a・b)に答えよ。
ただし、定数は$9.65 × 104 C/mol$とする。

a 流した電流は何であったか。
最も適当な数値を、次の①~⑤のうちから一つ選べ。
①$0.25$ ②$O.50$ ③$1.0$ ④$2.5$ ⑤$5.0$

b 電解槽Iの陽極と電解槽IIの陽極で起きた現象の組合せとして最も適当な ものを、
次の①~⑥のうちから一つ選べ。
※図・表は動画内参照
この動画を見る 

【化学】アニリンの反応【正誤問題頻出】

アイキャッチ画像
単元: #化学#有機#芳香族化合物#理科(高校生)
指導講師: カサニマロ【べんとう・ふきのとうの授業動画】
問題文全文(内容文):
【化学】アニリンの反応【正誤問題頻出】
この動画を見る 

2024年度 共通テスト解説 化学 第5問 問3 質量分析法-クロロメタンの質量スペクトル

アイキャッチ画像
単元: #化学#化学基礎1ー物質の構成#理科(高校生)#大学入試解答速報#化学#共通テスト
指導講師: ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
a:塩素$CI$には2種の同位体$^{36}CI$と$^{37}CI$があり、それらは天然におよそ$3:1$の割合で存在する。
図3と同じエネルギーでクロロメタン$CH_3CI$をイオン化した場合の、相対質量が$50$付近の質量スペクトルはどれか。
最も適当なものを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、$^{36}CI$と$^{37}CI$の対質量は、それぞれ$35$と$37$とする。
※図は動画内参照
この動画を見る 

2024追試第1問 問1 塩の知識問題

アイキャッチ画像
単元: #物理#化学#大学入試過去問(物理)#化学基礎2ー物質の変化#中和と塩#理科(高校生)#共通テスト
指導講師: ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
次の記述ア・イの両方に当てはまる塩はどれか。
最も適当なものを、後の ①~④のうちから一つ選べ。

ア 水溶液は塩基性を示す。
イ 二重結合をもたない。

① 塩化アンモニウム
② 硫化ナトリウム
③ 乳酸ナトリウム
④ 塩化カルシウム
この動画を見る 
PAGE TOP