問題文全文(内容文):
コバルト(Ⅲ)イオン$\ce{Co^{3+}}$は配位数$6$の錯イオンをつくり、塩化物イオン$\ce{CI^-}$、アンモニア $\ce{NH3}$、水$\ce{H2O}$はいずれも配位子として$\ce{Co^{3+}}$に配位結合することができる。ある錯塩$A$は、$\ce{Co^{3+}}$にこれらの配位子が配位結合した錯イオンの塩であるが、何がいくつ配位しているのかは不明である。そこで、A中の一つの$\ce{Co^{3+}}$に対していくつの$\ce{NH3}$が配位しているのかを調べるために、次の実験Ⅰ・Ⅱを行った。
実験Ⅰ $A$を$3.01\,\rm{g}$はかり取り、過剰量のシュウ酸に加え、$110\,\rm{℃}$で加熱して融解させた後、
大気中$650\,\rm{℃}$で十分に加熱した。
結果Ⅰ $0.964\,\rm{g}$の四酸化三コバルト$\ce{Co3O4}$(式量$241$)が得られた。
結果Ⅰより求められる、$A$中のコバルト$\ce{Co}$の含有率(質量パーセント) は何%か。
最も適当な数値を次の①~⑤のうちから一つ選べ。
$3.01\,\rm{g}$の$A$中の$\ce{Co}$はすべて $\ce{Co2O4}$に変化したものとする。
※図は動画内参照
コバルト(Ⅲ)イオン$\ce{Co^{3+}}$は配位数$6$の錯イオンをつくり、塩化物イオン$\ce{CI^-}$、アンモニア $\ce{NH3}$、水$\ce{H2O}$はいずれも配位子として$\ce{Co^{3+}}$に配位結合することができる。ある錯塩$A$は、$\ce{Co^{3+}}$にこれらの配位子が配位結合した錯イオンの塩であるが、何がいくつ配位しているのかは不明である。そこで、A中の一つの$\ce{Co^{3+}}$に対していくつの$\ce{NH3}$が配位しているのかを調べるために、次の実験Ⅰ・Ⅱを行った。
実験Ⅰ $A$を$3.01\,\rm{g}$はかり取り、過剰量のシュウ酸に加え、$110\,\rm{℃}$で加熱して融解させた後、
大気中$650\,\rm{℃}$で十分に加熱した。
結果Ⅰ $0.964\,\rm{g}$の四酸化三コバルト$\ce{Co3O4}$(式量$241$)が得られた。
結果Ⅰより求められる、$A$中のコバルト$\ce{Co}$の含有率(質量パーセント) は何%か。
最も適当な数値を次の①~⑤のうちから一つ選べ。
$3.01\,\rm{g}$の$A$中の$\ce{Co}$はすべて $\ce{Co2O4}$に変化したものとする。
※図は動画内参照
単元:
#化学#無機#大学入試過去問(化学)#共通テスト#遷移元素の単体と化合物#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
コバルト(Ⅲ)イオン$\ce{Co^{3+}}$は配位数$6$の錯イオンをつくり、塩化物イオン$\ce{CI^-}$、アンモニア $\ce{NH3}$、水$\ce{H2O}$はいずれも配位子として$\ce{Co^{3+}}$に配位結合することができる。ある錯塩$A$は、$\ce{Co^{3+}}$にこれらの配位子が配位結合した錯イオンの塩であるが、何がいくつ配位しているのかは不明である。そこで、A中の一つの$\ce{Co^{3+}}$に対していくつの$\ce{NH3}$が配位しているのかを調べるために、次の実験Ⅰ・Ⅱを行った。
実験Ⅰ $A$を$3.01\,\rm{g}$はかり取り、過剰量のシュウ酸に加え、$110\,\rm{℃}$で加熱して融解させた後、
大気中$650\,\rm{℃}$で十分に加熱した。
結果Ⅰ $0.964\,\rm{g}$の四酸化三コバルト$\ce{Co3O4}$(式量$241$)が得られた。
結果Ⅰより求められる、$A$中のコバルト$\ce{Co}$の含有率(質量パーセント) は何%か。
最も適当な数値を次の①~⑤のうちから一つ選べ。
$3.01\,\rm{g}$の$A$中の$\ce{Co}$はすべて $\ce{Co2O4}$に変化したものとする。
※図は動画内参照
コバルト(Ⅲ)イオン$\ce{Co^{3+}}$は配位数$6$の錯イオンをつくり、塩化物イオン$\ce{CI^-}$、アンモニア $\ce{NH3}$、水$\ce{H2O}$はいずれも配位子として$\ce{Co^{3+}}$に配位結合することができる。ある錯塩$A$は、$\ce{Co^{3+}}$にこれらの配位子が配位結合した錯イオンの塩であるが、何がいくつ配位しているのかは不明である。そこで、A中の一つの$\ce{Co^{3+}}$に対していくつの$\ce{NH3}$が配位しているのかを調べるために、次の実験Ⅰ・Ⅱを行った。
実験Ⅰ $A$を$3.01\,\rm{g}$はかり取り、過剰量のシュウ酸に加え、$110\,\rm{℃}$で加熱して融解させた後、
大気中$650\,\rm{℃}$で十分に加熱した。
結果Ⅰ $0.964\,\rm{g}$の四酸化三コバルト$\ce{Co3O4}$(式量$241$)が得られた。
結果Ⅰより求められる、$A$中のコバルト$\ce{Co}$の含有率(質量パーセント) は何%か。
最も適当な数値を次の①~⑤のうちから一つ選べ。
$3.01\,\rm{g}$の$A$中の$\ce{Co}$はすべて $\ce{Co2O4}$に変化したものとする。
※図は動画内参照
投稿日:2024.07.17