問題文全文(内容文):
銀イオン$Ag^+$と陰イオン$X^-,Y^-$がそれぞれ水溶液中で難溶性の塩$AgX,AgY$を生成するとき,次の反応が進行すれば,$AgY$の水への溶解度積は$AgX$より小さいことがわかる。
$AgX(固) + Y^- aq \to X^- aq + AgY(固)$
このことを用いて,$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係を調べる次の実験Ⅰ~Ⅲを行った。
実験Ⅰ 2本の試験管$A,B$にそれぞれ,$Fe(NO_3)_3$の水溶液をとった。溶液の色は黄褐色であった。
実験Ⅱ 試験管$A$の水溶液に白色の$AgSCN$の固体を加えた。さらに$KI$の水溶液を加え,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は赤色になり,沈殿の色は黄色であった。
実験Ⅲ 試験管$B$の水溶液に$AgCl$の固体を加えた。さらに$KSCN$の水溶液を加えたところ,溶液の色は赤くなったが,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は黄褐色になり,沈殿の色は白色であった。
実験Ⅰ~Ⅲから分かる$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係として最も適当なものを,次の①~⑥のうちから一つ選べ。
① $AgCl < AgI < AgSCN$ ② $AgCl < AgI < AgSCN$
③ $AgI < AgSCN < AgCl$ ④ $AgI < AgCl < AgSCN$
⑤ $AgSCN < AgCl < AgI$ ⑥ $AgSCN < AgI < AgCl$
銀イオン$Ag^+$と陰イオン$X^-,Y^-$がそれぞれ水溶液中で難溶性の塩$AgX,AgY$を生成するとき,次の反応が進行すれば,$AgY$の水への溶解度積は$AgX$より小さいことがわかる。
$AgX(固) + Y^- aq \to X^- aq + AgY(固)$
このことを用いて,$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係を調べる次の実験Ⅰ~Ⅲを行った。
実験Ⅰ 2本の試験管$A,B$にそれぞれ,$Fe(NO_3)_3$の水溶液をとった。溶液の色は黄褐色であった。
実験Ⅱ 試験管$A$の水溶液に白色の$AgSCN$の固体を加えた。さらに$KI$の水溶液を加え,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は赤色になり,沈殿の色は黄色であった。
実験Ⅲ 試験管$B$の水溶液に$AgCl$の固体を加えた。さらに$KSCN$の水溶液を加えたところ,溶液の色は赤くなったが,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は黄褐色になり,沈殿の色は白色であった。
実験Ⅰ~Ⅲから分かる$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係として最も適当なものを,次の①~⑥のうちから一つ選べ。
① $AgCl < AgI < AgSCN$ ② $AgCl < AgI < AgSCN$
③ $AgI < AgSCN < AgCl$ ④ $AgI < AgCl < AgSCN$
⑤ $AgSCN < AgCl < AgI$ ⑥ $AgSCN < AgI < AgCl$
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#溶液の性質#理科(高校生)#センター試験
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
銀イオン$Ag^+$と陰イオン$X^-,Y^-$がそれぞれ水溶液中で難溶性の塩$AgX,AgY$を生成するとき,次の反応が進行すれば,$AgY$の水への溶解度積は$AgX$より小さいことがわかる。
$AgX(固) + Y^- aq \to X^- aq + AgY(固)$
このことを用いて,$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係を調べる次の実験Ⅰ~Ⅲを行った。
実験Ⅰ 2本の試験管$A,B$にそれぞれ,$Fe(NO_3)_3$の水溶液をとった。溶液の色は黄褐色であった。
実験Ⅱ 試験管$A$の水溶液に白色の$AgSCN$の固体を加えた。さらに$KI$の水溶液を加え,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は赤色になり,沈殿の色は黄色であった。
実験Ⅲ 試験管$B$の水溶液に$AgCl$の固体を加えた。さらに$KSCN$の水溶液を加えたところ,溶液の色は赤くなったが,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は黄褐色になり,沈殿の色は白色であった。
実験Ⅰ~Ⅲから分かる$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係として最も適当なものを,次の①~⑥のうちから一つ選べ。
① $AgCl < AgI < AgSCN$ ② $AgCl < AgI < AgSCN$
③ $AgI < AgSCN < AgCl$ ④ $AgI < AgCl < AgSCN$
⑤ $AgSCN < AgCl < AgI$ ⑥ $AgSCN < AgI < AgCl$
銀イオン$Ag^+$と陰イオン$X^-,Y^-$がそれぞれ水溶液中で難溶性の塩$AgX,AgY$を生成するとき,次の反応が進行すれば,$AgY$の水への溶解度積は$AgX$より小さいことがわかる。
$AgX(固) + Y^- aq \to X^- aq + AgY(固)$
このことを用いて,$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係を調べる次の実験Ⅰ~Ⅲを行った。
実験Ⅰ 2本の試験管$A,B$にそれぞれ,$Fe(NO_3)_3$の水溶液をとった。溶液の色は黄褐色であった。
実験Ⅱ 試験管$A$の水溶液に白色の$AgSCN$の固体を加えた。さらに$KI$の水溶液を加え,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は赤色になり,沈殿の色は黄色であった。
実験Ⅲ 試験管$B$の水溶液に$AgCl$の固体を加えた。さらに$KSCN$の水溶液を加えたところ,溶液の色は赤くなったが,よく振り交ぜて静置したところ,溶液の色は黄褐色になり,沈殿の色は白色であった。
実験Ⅰ~Ⅲから分かる$AgCl,AgI,AgSCN$の溶解度積の大小関係として最も適当なものを,次の①~⑥のうちから一つ選べ。
① $AgCl < AgI < AgSCN$ ② $AgCl < AgI < AgSCN$
③ $AgI < AgSCN < AgCl$ ④ $AgI < AgCl < AgSCN$
⑤ $AgSCN < AgCl < AgI$ ⑥ $AgSCN < AgI < AgCl$
投稿日:2025.01.05





