単元:
#数学(中学生)#大学入試過去問(数学)#確率分布と統計的な推測#確率分布#統計的な推測#センター試験・共通テスト関連#共通テスト#数学(高校生)#数B
指導講師:
福田次郎
問題文全文(内容文):
Q高校の校長先生は、ある日、新聞で高校生の読書に関する記事を読んだ。そこで、
Q高校の生徒全員を対象に、直前の1週間の読書時間に関して、100人の
生徒を無作為に抽出して調査を行った。その結果、100人の生徒のうち、この
1週間に全く読書をしなかった生徒が36人であり、100人の生徒のこの1週間の
読書時間(分)の平均値は204であった。Q高校の生徒全員のこの1週間の読書時間
の母平均を, 母標準偏差を150とする。
(1)全く読書をしなかった生徒の母比率を0.5とする。このとき、100人の無作為標本の
うちで全く読書をしなかった生徒の数を表す確率変数をXとすると、は
に従う。また、Xの平均(期待値)は、標準偏差はである。
については、最も適当なものを、次の⓪~⑤のうちから一つ選べ。
⓪正規分布
①二項分布
②正規分布
③二項分布
④正規分布
⑤二項分布
(2)標本の大きさ100は十分に大きいので、100人のうち全く読書をしなかった生徒
の数は近似的に正規分布に従う。
全く読書をしなかった生徒の母比率を0.5とするとき、全く読書をしなかった生徒
が36人以下となる確率をとおく。の近似値を求めると、である。
また、全く読書をしなかった生徒の母比率を0.4とするとき、全く読書をしなかった
生徒が36人以下となる確率をとおくと、である。
については、最も適当なものを、次の⓪~⑤のうちから一つ選べ。
⓪
①
②
③
④
⑤
の解答群
⓪
①
②
(3)1週間の読書時間の母平均に対する信頼度95%の信頼区間を
とする。標本の大きさ100は十分大きいことと、1週間
の読書時間の標本平均が204、母標準偏差が150であることを用いると、
、であることがわかる。
また、母平均とについては。
の解答群
⓪が必ず成り立つ
①は必ず成り立つが、が成り立つとは限らない
②は必ず成り立つが、が成り立つとは限らない
③もも成り立つとは限らない
(4)Q高校の図書委員長も、校長先生と同じ新聞記事を読んだため、校長先生が
調査をしていることを知らずに、図書委員会として校長先生と同様の調査を
独自に行った。ただし、調査期間は校長先生による調査と同じ直前の1週間であり、
対象をQ高校の生徒全員として100人の生徒を無作為に抽出した。その調査における
全く読書をしなかった生徒の数をとする。
校長先生の調査結果によると全く読書をしなかった生徒は36人であり、
。
の解答群
⓪は必ず36に等しい
①は必ず36未満である
②は必ず36より大きい
③と36との大小はわからない
(5)(4)の図書委員会が行った調査結果による母平均に対する信頼度95%の
信頼区間を、校長先生が行った調査結果による母平均に対す
る信頼度95%の信頼区間を(3)のとする。ただし、母集団は同一
であり、1週間の読書時間の母標準偏差は150とする。
このとき、次の⓪~⑤のうち、正しいものはである。
, の解答群(解答の順序は問わない。)
⓪が必ず成り立つ。
①またはのどちらか一方のみが成り立つ。
②またはとなる場合もある。
③が必ず成り立つ。
④が必ず成り立つ。
⑤が必ず成り立つ。
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