単元:
#数Ⅰ#数A#数Ⅱ#大学入試過去問(数学)#数と式#一次不等式(不等式・絶対値のある方程式・不等式)#整数の性質#ユークリッド互除法と不定方程式・N進法#三角関数#指数関数と対数関数#三角関数とグラフ#指数関数#対数関数#センター試験・共通テスト関連#共通テスト#数学(高校生)
指導講師:
福田次郎
問題文全文(内容文):
第一問
[ 1 ] 三角関数の値の大小関係について考えよう。
(1) のときであり、のときである。
, の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)
⓪< ①= ②>
(2) との値の大小関係を詳しく調べよう。
-=
であるから、->0が成り立つことは
「>0かつ 」... ①
「<0かつ 」... ②
が成り立つことと同値である。のとき、①が成り立つようなxの値の範囲は
であり、②が成り立つようなxの値の範囲は
である。よって、のとき、が成り立つようなxの値の範囲は
である。
(3)との値の大小関係を調べよう。
三角関数の加法定理を用いると、等式
-=...③
が得られる。, を満たす, に対して③を用いることにより、が成り立つことは
「 かつ 」...④
または
「 かつ 」...⑤
が成り立つことと同値であることがわかる。
のとき、④,⑤により、>が成り立つようなxの値の範囲は
,
である。
, の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)
⓪0 ①x ②2x ③3x
④4x ⑤5x ⑥6x ⑦
⑧ ⑨ ⓐ ⓑ
(4)(2), (3)の考察から、のとき、が成り立つようなxの値の範囲は
,
であることがわかる。
[ 2 ]
(1), , のとき、とおくと、が成り立つ。
の解答群
⓪ ① ②
③ ④ ⑤
(2)様々な対数の値が有理数か無理数かについて考えよう。
(i), であり、どちらも有理数である。
(ii)が有理数と無理数のどちらかであるかを考えよう。
が有理数であると仮定すると、>0であるので、二つの自然数p, qを用いてと表すことができる。このとき、(1)によりはと変形できる。いま、2は偶数であり3は奇数であるので、を満たす自然数p, qは存在しない。
したがって、は無理数であることがわかる。
(iii)a, bを2以上の自然数とするとき、(ii)と同様に考えると、「ならばは常に無理数である」ことがわかる。
の解答群
⓪aが偶数 ①bが偶数 ②aが奇数
③bが奇数 ④aとbがともに偶数、またはaとbがともに奇数 ⑤aとbのいずれか一方が偶数で、もう一方が奇数
2023共通テスト過去問
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