大学入試過去問(化学)
共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2017年追試 第1問 問5 トリチェリの真空
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#物質の三態と状態変化#理科(高校生)#センター試験
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
図2に示すような装置を用い、大気圧が$1.013 × 10^5 Pa (= 760 mmHg)$のとき、
温度$25℃$で次に示す操作を行うと、ガラス管内の水銀柱の上部に空間 ができる。
この実験に関する記述として誤りを含むものを、
下の①~⑤のうちから一つ選べ。
操作a:
一端を閉じた全長$900mm$のガラス管に水銀を満たし、
容器内の水銀 に沈んでいるガラス管の長さが$50mm$となるように、
容器内の水銀面に対してガラス管を垂直に倒立させる。
① 操作aで、容器内の水銀に沈めるガラス管の長さを
$100mm$にするとガラス管内上部の空間の体積は減少する。
② 図2に示したガラス管の下端から上部の空間に少量のメタノールを入れる と水銀柱は低くなる。
③ 大気圧が下がると図2に示したガラス管内上部の空間の体積は減少する。
④ 操作aで、全長$700mm$のガラス管に変えると、
ガラス管内の上部に空間 は生じない。
⑤ 操作aで、全長$1200mm$のガラス管に変えると、
図2と同様にガラス管内の上部に空間が生じ、
水銀柱の高さは全長$900mm$の長さのガラス管を
用いた場合と同じになる。
※図は動画内参照
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図2に示すような装置を用い、大気圧が$1.013 × 10^5 Pa (= 760 mmHg)$のとき、
温度$25℃$で次に示す操作を行うと、ガラス管内の水銀柱の上部に空間 ができる。
この実験に関する記述として誤りを含むものを、
下の①~⑤のうちから一つ選べ。
操作a:
一端を閉じた全長$900mm$のガラス管に水銀を満たし、
容器内の水銀 に沈んでいるガラス管の長さが$50mm$となるように、
容器内の水銀面に対してガラス管を垂直に倒立させる。
① 操作aで、容器内の水銀に沈めるガラス管の長さを
$100mm$にするとガラス管内上部の空間の体積は減少する。
② 図2に示したガラス管の下端から上部の空間に少量のメタノールを入れる と水銀柱は低くなる。
③ 大気圧が下がると図2に示したガラス管内上部の空間の体積は減少する。
④ 操作aで、全長$700mm$のガラス管に変えると、
ガラス管内の上部に空間 は生じない。
⑤ 操作aで、全長$1200mm$のガラス管に変えると、
図2と同様にガラス管内の上部に空間が生じ、
水銀柱の高さは全長$900mm$の長さのガラス管を
用いた場合と同じになる。
※図は動画内参照
2024第5問 問3b 混合気体の質量スペクトル
単元:
#化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#物質量と濃度#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
b $^{12}C$以外の原子の相対質量は、
その原子の質量数とはわずかに異なる。
分子量がいずれもおよそ$28$である一酸化炭素$CO$、
エチレン(エテン) $C_2H_4$ 窒素の混合気体$X$の、
相対質量 $27.98~28.04$の範囲の質量スペクトルを図4に示す。
図中のア~ウに対応する分子イオンの組合せとして正しいものはどれか。
最も適当なものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、 $^1H. ^12C. ^14N. ^16O$の相対質量は
それぞれ、$1.008. 12. 14.003.15.995$とし、
これら以外の同位体は無視できるものとする。
※図・表は動画内参照
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b $^{12}C$以外の原子の相対質量は、
その原子の質量数とはわずかに異なる。
分子量がいずれもおよそ$28$である一酸化炭素$CO$、
エチレン(エテン) $C_2H_4$ 窒素の混合気体$X$の、
相対質量 $27.98~28.04$の範囲の質量スペクトルを図4に示す。
図中のア~ウに対応する分子イオンの組合せとして正しいものはどれか。
最も適当なものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、 $^1H. ^12C. ^14N. ^16O$の相対質量は
それぞれ、$1.008. 12. 14.003.15.995$とし、
これら以外の同位体は無視できるものとする。
※図・表は動画内参照
共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2017年追試 第1問 問4 沸点が高いのはどっち?
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#物質の三態と状態変化#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
第1問 問4 沸点が高いのはどっち?
物質$A$と物質$B$の沸点を比較したとき、物質$B$の沸点が高い組み合わせを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
※表は動画内参照
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第1問 問4 沸点が高いのはどっち?
物質$A$と物質$B$の沸点を比較したとき、物質$B$の沸点が高い組み合わせを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
※表は動画内参照
2023芝浦工業大学 イオン交換樹脂と溶出するアミノ酸についての問題!
単元:
#化学#有機#大学入試過去問(化学)#化学(高分子)#合成樹脂とゴム#理科(高校生)#芝浦工業大学
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
十分な量の陰イオン交換樹脂をカラムに詰め、
$pH11$の緩衝液に溶解した三つのアミノ酸 (表に示す)を含む
混合水溶液を通じたところ、すべてのアミノ酸は樹脂に吸着した。
次に カラムに流す緩衝液の$pH$を$11$から連続して下げていくと
緩衝液の$pH$がそれぞれのアミノ酸の等電点に達すると
そのアミノ酸は溶出し、三つのアミノ酸を分離することができた。
このとき、三つのアミノ酸が溶出された順番を左から並べて答えよ。
※表は動画内参照
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十分な量の陰イオン交換樹脂をカラムに詰め、
$pH11$の緩衝液に溶解した三つのアミノ酸 (表に示す)を含む
混合水溶液を通じたところ、すべてのアミノ酸は樹脂に吸着した。
次に カラムに流す緩衝液の$pH$を$11$から連続して下げていくと
緩衝液の$pH$がそれぞれのアミノ酸の等電点に達すると
そのアミノ酸は溶出し、三つのアミノ酸を分離することができた。
このとき、三つのアミノ酸が溶出された順番を左から並べて答えよ。
※表は動画内参照
共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2017年追試 第1問 問1 電子の総数
単元:
#化学#化学基礎1ー物質の構成#大学入試過去問(化学)#原子の構成と元素の周期表#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
塩化カリウムの結晶は、カリウムイオンと塩化物イオンが図1のように配列した単位格子をもつ。
この単位格子は体積が$2.5 \times 10^{-22}/cm^3$の立方体である。
アボガドロ定数を$6.0 \times 10^{23}/mol$としたときの
結晶の密度は何$g/cm^3$か。
最も適当な数値を、下の①~⑤のうちから一つ選べ。
①$1.0$
②$1.5$
③$2.0$
④$3.0$
⑤$4.0$
※図は動画内参照
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塩化カリウムの結晶は、カリウムイオンと塩化物イオンが図1のように配列した単位格子をもつ。
この単位格子は体積が$2.5 \times 10^{-22}/cm^3$の立方体である。
アボガドロ定数を$6.0 \times 10^{23}/mol$としたときの
結晶の密度は何$g/cm^3$か。
最も適当な数値を、下の①~⑤のうちから一つ選べ。
①$1.0$
②$1.5$
③$2.0$
④$3.0$
⑤$4.0$
※図は動画内参照
【篠原京大塾】2022年度「化学」京都大学過去問解説
単元:
#化学#大学入試過去問(化学)#理科(高校生)#京都大学
指導講師:
篠原好【京大模試全国一位の勉強法】
問題文全文(内容文):
化学問題 I
大1
次の文章(a)、(b)を読み、問1~問6に答えよ。解答はそれぞれ所定の解答欄に記入 せよ。問題文中のLはリットルを表す。原子量は、 H = 1 O = 16 Ca = 40 Cr = 52 Sr = 88 Ba = 137 + 9 。[X]は、物質Xのモル濃度を示し、単位は mol/Lである。
(a) 周期表の2族に属する元素は、すべて金属元素である。2族元素の原子は価電子 を2個もち、価電子を放出して二価の陽イオンになりやすい。これらの単体は、同 じ周期の1族に属する元素の単体に比べて、融点が【ア (高く・低く)】、密度が【 イ( 大きい・小さい)】
2族元素のうち、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウムは特に性質 がよく似ており、 【ウ】 と呼ばれる。 【ウ】は、イオン化傾向が大きく、 その単体は、常温で水と反応して、気体の 【工 】を発生し、水酸化物になる。
表1は、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム、水酸化バリウムの、各温度 での水への溶解度を示している。これら3つの水酸化物を温水にいれ、冷却したと きに何が起こるかを見てみよう。なお、この実験において、空気中の二酸化炭素の 水溶液への溶解や、水溶液からの水分の蒸発は無視できるものとする。
大2問問1
0. 10 L の緩衝液(pH 4.0) に n (mol〕の弱酸 HA が溶解した水溶液を分液ろうと に入れ、さらに0.10Lのトルエンを加え、よく振り混ぜたあと300Kで十分な 時間静置した。トルエン層と水層を分離し、トルエン層に移動したHAの物質 量(a[mol])を測定した。その結果から、水層中のHAおよびA¯の総物質量 (b(mol) = n-a)を求めた
大2問問2
水とトルエンはまったく混ざらないものとし、溶質の溶解による溶液の体積変化は無視できるとする。また、トルエン層中ではHAは電離せず、水層中での 会合も起きないとする。さらに、水層中で電離したイオンA-およびH+はトル エン層に移動せず、同様に二量体は水層へ移動しないとする。pH 4.0の水層中 における電離していないHAの濃度を [HA]wとずると、水層中のA-の濃度は [A-]w【ア】 = × [HA]wと表せる。また、トルエン層における単量体として のHAの濃度を [HA]tとすると、二量体(HA)2の濃度は [(HA)²]t= 【イ】 と 表せる。したがって下線部の実験により得られたHAの物質量aとbの比は以下 の式(3)により表せる。
a/b=【ウ】 (3)
電離していない HAの単量体はトルエン層と水層の間を移動する。移動が平衡 に達したとき、両層間の濃度比、すなわち分配係数は定温におい P HA = [HA] t /[HA] w は定温においてて一定となる。PHAを用いて式(3)を整理すると式(4)の関係が得られる。
a/b=0.8PHA+【エ】×KCPHA²[HA]W (4)
水層中のHA およびA-のうち、 【オ】 %がHAとして存在することから、 式(4)は式(5)のように表せる。
a/b= 0.8 PHA +【カ】× KOPHA²b (5)
大2問問3
様々な物質量のHAに対して下線部の操作を行ったときの、物質量bと物質量比a/bの関係を図2に示した。図中の●は各測定によって得られた実験値 を表す。トルエン層と水層の間におけるHAの分配係数 P HA の値を答えよ。
大2問問4
以下の文章は、下線部の操作を緩衝液の代わりに純水を用いてHAの濃度 を変えた実験について述べたものである。 【キ】~【ケ】に適切な語句を、{ }の中からそれぞれ選択し答えよ。 ~
水層中では、弱酸 HAの濃度増加により、HAの電離度は 【キ (大きくな る・小さくなる・変化しない)】。また、トルエン層中ではHAの濃度増加に より、HAの会合度(トルエン層に溶解したすべての分子 HAの数に対する二 量体を形成した分子HAの数の割合)は、【 ク (大きくなる・小さくなる・ 変化しない)】。したがって、分液操作前のHAの物質量の増加により、 a/bの値は【ケ(大きくなる・小さくなる・変化しない)】
大2問問5
(b) 塩化ナトリウム (NaCl)を純水に溶解し、1.00Lの濃度x (mol/L)の希薄溶液を調製した。図3に示すように、上部が開いた管内部の断面積が4.0cm²のU字管の 底部に水だけを通す半透膜を設置した。大気圧下で、調製した NaCl 水溶液から 100mLを左側の管に、100mLの純水を右側の管に入れた。温度300Kにおいて、 U字管に NaCl 水溶液および純水を入れた直後は、水面の高さは同じであった。そ の後、右の純水側から左の水溶液側に水が流入し、水面の高さが変化し始めた。変 化が止まった際の水面の高さの差は5.0cmであった。そのとき、移動した水の体 積は 【コ】 cmである。ここで、水溶液の密度は純水のそれと等しいとし、高 さ1.0cmの水柱の圧力は100 Paとする。
大2問問7
次の条件のみを変えた場合、水面の高さの差は条件を変える前(5.0cm)と
比べてどのように変化するか、(あ)~(う)から選び、その記号を記入せよ。
(i) 温度を上げた場合
(あ) 短くなる (い) 変化しない (う) 長くなる
(ii) U字管の断面積を大きくした場合
(あ) 短くなる (い) 変化しない (う) 長くなる
(ⅲ) 等量のショ糖を水溶液と純水にそれぞれさらに添加した場合
(あ) 短くなる (い) 変化しない (う) 長くなる
大3問問1
次の文章(a)、(b)を読み、問1~問6に答えよ。解答はそれぞれ所定の解答欄に記入 せよ。構造式は、記入例および図1、図2にならって記せ。
(a) 図1に示すように、テレフタル酸ジクロリドとp-カーフェニレンジアミンを用いた 縮合重合により、強度や耐熱性に優れた合成繊維が得られる。一般にこのような芳 香族ポリアミド系合成繊維は 【ア】繊維と呼ばれ、防弾チョッキや防火服に用 いられている。
テレフタル酸ジクロリドのような、カルボニル基に塩素原子が結合した構造 (-CO-C1)をもつ化合物を酸クロリドと呼ぶ。また、アミノ基(-NH₃)をもつ化 合物を第一級アミンと呼ぶ。酸クロリドは第一級アミンと速やかに反応し、 【イ】 の生成を伴ってアミド結合を形成することから、さまざまな低分子化合 物の合成にも用いられる(図2)。
大3問問2 アミンAおよび酸クロリドDの構造式をそれぞれ記せ。
大3問問3 アミンBとして考えられる構造式をすべて記せ。
大3問問4 アミンCの構造式を記せ。ただし、鏡像異性体は区別しない
(b) 分子内に-CO-C1を2つもつ化合物を酸ジクロリドと呼ぶ。第一級アミンF と酸ジクロリドGを反応させると、アミド結合を2つもち、分子式 C8H16N2O2で 表される化合物Hが得られた。化合物Hを部分的に加水分解することで、アミン Fと、1つのアミド結合と1つのカルボキシ基をもつ化合物が得られた。化合物 「とフェノールを用いて脱水縮合反応を行うと、分子式 C12H15NO3で表されるエス テルJが得られた。化合物F, G, Hはいずれも不斉炭素原子をもたず、化合物1. Jは不斉炭素原子を1つもつ。
問5 アミンFおよび酸ジクロリドGの構造式をそれぞれ記せ。
問6 エステル」の構造式を記せ。ただし、鏡像異性体は区別しない。
大4問問1
1 図1(i)における炭素数が4(すなわちn=2)のアルドースが五員環構造を 形成した場合、五員環構造の異性体の数を記せ。ただし、鏡像異性体は区別す るものとする。
大4問問2
アルドースAの鎖状構造を、図1(iii)の表記法を使って記せ。ただし、-CHOが上となる向きで表記せよ。
大4問問3
二糖であるB, C, Dは、図3の(ア)~(オ)いずれかの構造をもつ。情報 (あ) ~(う) をもとに、二糖B, C, Dとして適切な構造を (ア) ~ (オ) から選び、それぞれ記号で答えよ。
(あ) BおよびDは銀鏡反応を示すが、Cは銀鏡反応を示さない。
(い) CおよびDは、それぞれ2分子のアルドースが脱水縮合した二糖であ る。Bは、1分子のアルドースと1分子のケトースが脱水縮合した二糖である。
(つ) Dを倍成する2種類のアルトースは、C1灰系以外のめる1園所の灰系 に結合する-OHの立体配置が異なっている。
大4問問4
下線部について、グルコースおよびフルクトースが鎖状構造をとることを考 慮して、全ての最終生成物の構造式と、それぞれの最終生成物に対応する物質 量の比を記入例にならって解答欄に記せ。グルコースについては解答欄(I), フ ルクトースについては解答欄(I)に記入せよ。ただし、最終生成物の構造式は、 物質量の比の大きいものから順に記入するものとする。物質量の比が同じ場合 には順序を問わない。
大4問問5 化合物Gの構造式を記せ。
大4問問6 B型の化合物1として考えられる構造式を図5にならって全て記せ。ただ し、炭素原子の位置を示す番号(1)~(6)は省略して記入せよ。
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化学問題 I
大1
次の文章(a)、(b)を読み、問1~問6に答えよ。解答はそれぞれ所定の解答欄に記入 せよ。問題文中のLはリットルを表す。原子量は、 H = 1 O = 16 Ca = 40 Cr = 52 Sr = 88 Ba = 137 + 9 。[X]は、物質Xのモル濃度を示し、単位は mol/Lである。
(a) 周期表の2族に属する元素は、すべて金属元素である。2族元素の原子は価電子 を2個もち、価電子を放出して二価の陽イオンになりやすい。これらの単体は、同 じ周期の1族に属する元素の単体に比べて、融点が【ア (高く・低く)】、密度が【 イ( 大きい・小さい)】
2族元素のうち、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウムは特に性質 がよく似ており、 【ウ】 と呼ばれる。 【ウ】は、イオン化傾向が大きく、 その単体は、常温で水と反応して、気体の 【工 】を発生し、水酸化物になる。
表1は、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム、水酸化バリウムの、各温度 での水への溶解度を示している。これら3つの水酸化物を温水にいれ、冷却したと きに何が起こるかを見てみよう。なお、この実験において、空気中の二酸化炭素の 水溶液への溶解や、水溶液からの水分の蒸発は無視できるものとする。
大2問問1
0. 10 L の緩衝液(pH 4.0) に n (mol〕の弱酸 HA が溶解した水溶液を分液ろうと に入れ、さらに0.10Lのトルエンを加え、よく振り混ぜたあと300Kで十分な 時間静置した。トルエン層と水層を分離し、トルエン層に移動したHAの物質 量(a[mol])を測定した。その結果から、水層中のHAおよびA¯の総物質量 (b(mol) = n-a)を求めた
大2問問2
水とトルエンはまったく混ざらないものとし、溶質の溶解による溶液の体積変化は無視できるとする。また、トルエン層中ではHAは電離せず、水層中での 会合も起きないとする。さらに、水層中で電離したイオンA-およびH+はトル エン層に移動せず、同様に二量体は水層へ移動しないとする。pH 4.0の水層中 における電離していないHAの濃度を [HA]wとずると、水層中のA-の濃度は [A-]w【ア】 = × [HA]wと表せる。また、トルエン層における単量体として のHAの濃度を [HA]tとすると、二量体(HA)2の濃度は [(HA)²]t= 【イ】 と 表せる。したがって下線部の実験により得られたHAの物質量aとbの比は以下 の式(3)により表せる。
a/b=【ウ】 (3)
電離していない HAの単量体はトルエン層と水層の間を移動する。移動が平衡 に達したとき、両層間の濃度比、すなわち分配係数は定温におい P HA = [HA] t /[HA] w は定温においてて一定となる。PHAを用いて式(3)を整理すると式(4)の関係が得られる。
a/b=0.8PHA+【エ】×KCPHA²[HA]W (4)
水層中のHA およびA-のうち、 【オ】 %がHAとして存在することから、 式(4)は式(5)のように表せる。
a/b= 0.8 PHA +【カ】× KOPHA²b (5)
大2問問3
様々な物質量のHAに対して下線部の操作を行ったときの、物質量bと物質量比a/bの関係を図2に示した。図中の●は各測定によって得られた実験値 を表す。トルエン層と水層の間におけるHAの分配係数 P HA の値を答えよ。
大2問問4
以下の文章は、下線部の操作を緩衝液の代わりに純水を用いてHAの濃度 を変えた実験について述べたものである。 【キ】~【ケ】に適切な語句を、{ }の中からそれぞれ選択し答えよ。 ~
水層中では、弱酸 HAの濃度増加により、HAの電離度は 【キ (大きくな る・小さくなる・変化しない)】。また、トルエン層中ではHAの濃度増加に より、HAの会合度(トルエン層に溶解したすべての分子 HAの数に対する二 量体を形成した分子HAの数の割合)は、【 ク (大きくなる・小さくなる・ 変化しない)】。したがって、分液操作前のHAの物質量の増加により、 a/bの値は【ケ(大きくなる・小さくなる・変化しない)】
大2問問5
(b) 塩化ナトリウム (NaCl)を純水に溶解し、1.00Lの濃度x (mol/L)の希薄溶液を調製した。図3に示すように、上部が開いた管内部の断面積が4.0cm²のU字管の 底部に水だけを通す半透膜を設置した。大気圧下で、調製した NaCl 水溶液から 100mLを左側の管に、100mLの純水を右側の管に入れた。温度300Kにおいて、 U字管に NaCl 水溶液および純水を入れた直後は、水面の高さは同じであった。そ の後、右の純水側から左の水溶液側に水が流入し、水面の高さが変化し始めた。変 化が止まった際の水面の高さの差は5.0cmであった。そのとき、移動した水の体 積は 【コ】 cmである。ここで、水溶液の密度は純水のそれと等しいとし、高 さ1.0cmの水柱の圧力は100 Paとする。
大2問問7
次の条件のみを変えた場合、水面の高さの差は条件を変える前(5.0cm)と
比べてどのように変化するか、(あ)~(う)から選び、その記号を記入せよ。
(i) 温度を上げた場合
(あ) 短くなる (い) 変化しない (う) 長くなる
(ii) U字管の断面積を大きくした場合
(あ) 短くなる (い) 変化しない (う) 長くなる
(ⅲ) 等量のショ糖を水溶液と純水にそれぞれさらに添加した場合
(あ) 短くなる (い) 変化しない (う) 長くなる
大3問問1
次の文章(a)、(b)を読み、問1~問6に答えよ。解答はそれぞれ所定の解答欄に記入 せよ。構造式は、記入例および図1、図2にならって記せ。
(a) 図1に示すように、テレフタル酸ジクロリドとp-カーフェニレンジアミンを用いた 縮合重合により、強度や耐熱性に優れた合成繊維が得られる。一般にこのような芳 香族ポリアミド系合成繊維は 【ア】繊維と呼ばれ、防弾チョッキや防火服に用 いられている。
テレフタル酸ジクロリドのような、カルボニル基に塩素原子が結合した構造 (-CO-C1)をもつ化合物を酸クロリドと呼ぶ。また、アミノ基(-NH₃)をもつ化 合物を第一級アミンと呼ぶ。酸クロリドは第一級アミンと速やかに反応し、 【イ】 の生成を伴ってアミド結合を形成することから、さまざまな低分子化合 物の合成にも用いられる(図2)。
大3問問2 アミンAおよび酸クロリドDの構造式をそれぞれ記せ。
大3問問3 アミンBとして考えられる構造式をすべて記せ。
大3問問4 アミンCの構造式を記せ。ただし、鏡像異性体は区別しない
(b) 分子内に-CO-C1を2つもつ化合物を酸ジクロリドと呼ぶ。第一級アミンF と酸ジクロリドGを反応させると、アミド結合を2つもち、分子式 C8H16N2O2で 表される化合物Hが得られた。化合物Hを部分的に加水分解することで、アミン Fと、1つのアミド結合と1つのカルボキシ基をもつ化合物が得られた。化合物 「とフェノールを用いて脱水縮合反応を行うと、分子式 C12H15NO3で表されるエス テルJが得られた。化合物F, G, Hはいずれも不斉炭素原子をもたず、化合物1. Jは不斉炭素原子を1つもつ。
問5 アミンFおよび酸ジクロリドGの構造式をそれぞれ記せ。
問6 エステル」の構造式を記せ。ただし、鏡像異性体は区別しない。
大4問問1
1 図1(i)における炭素数が4(すなわちn=2)のアルドースが五員環構造を 形成した場合、五員環構造の異性体の数を記せ。ただし、鏡像異性体は区別す るものとする。
大4問問2
アルドースAの鎖状構造を、図1(iii)の表記法を使って記せ。ただし、-CHOが上となる向きで表記せよ。
大4問問3
二糖であるB, C, Dは、図3の(ア)~(オ)いずれかの構造をもつ。情報 (あ) ~(う) をもとに、二糖B, C, Dとして適切な構造を (ア) ~ (オ) から選び、それぞれ記号で答えよ。
(あ) BおよびDは銀鏡反応を示すが、Cは銀鏡反応を示さない。
(い) CおよびDは、それぞれ2分子のアルドースが脱水縮合した二糖であ る。Bは、1分子のアルドースと1分子のケトースが脱水縮合した二糖である。
(つ) Dを倍成する2種類のアルトースは、C1灰系以外のめる1園所の灰系 に結合する-OHの立体配置が異なっている。
大4問問4
下線部について、グルコースおよびフルクトースが鎖状構造をとることを考 慮して、全ての最終生成物の構造式と、それぞれの最終生成物に対応する物質 量の比を記入例にならって解答欄に記せ。グルコースについては解答欄(I), フ ルクトースについては解答欄(I)に記入せよ。ただし、最終生成物の構造式は、 物質量の比の大きいものから順に記入するものとする。物質量の比が同じ場合 には順序を問わない。
大4問問5 化合物Gの構造式を記せ。
大4問問6 B型の化合物1として考えられる構造式を図5にならって全て記せ。ただ し、炭素原子の位置を示す番号(1)~(6)は省略して記入せよ。
共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2017年追試 第1問 問1 電子の総数
単元:
#化学#化学基礎1ー物質の構成#大学入試過去問(化学)#原子の構成と元素の周期表#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
次の原子または分子ア~カのうち、電子の総数が12個以上であるものはいくつあるか。
その数を、下の①~⑦のうちから一つ選べ。
㋐$C$ ㋑$NH_3$ ㋒$N_2$ ㋓$Ne$ ㋔$Mg$ ㋕$SO_2$
①$1$ ②$2$ ③$3$ ④$4$ ⑤$5$ ⑥$6$ ⑦$0$
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次の原子または分子ア~カのうち、電子の総数が12個以上であるものはいくつあるか。
その数を、下の①~⑦のうちから一つ選べ。
㋐$C$ ㋑$NH_3$ ㋒$N_2$ ㋓$Ne$ ㋔$Mg$ ㋕$SO_2$
①$1$ ②$2$ ③$3$ ④$4$ ⑤$5$ ⑥$6$ ⑦$0$
【篠原京大塾】2023年度「化学」京都大学過去問解説
2024年度 共通テスト解説 化学 第5問 問2 質量分析法-金属試料のAg含有量を同位体の存在比を利用して求める
単元:
#化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#物質量と濃度#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
ある金属試料$X$中に含まれる銀$Ag$の物質量を求めるため、
次の実験Ⅰ, Ⅱを行った。
金属試料$X$中に含まれていた $Ag$の物質量は何$mol$か。
最も適当な数値を後の①~④のうちから一つ選べ。
実験Ⅰ $X$をすべて硝酸に完全に溶解させ$200mL$とした。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を
質量分析法により求めたところ、$^{107}Ag$が $50.0%, ^{109}Ag$が$50.0%$であった。
実験Ⅱ 実験Ⅰで調製した溶液から$100ml$を取り分け、
それに $^{107}Ag$の物質量の割合が$100%$である$Ag$粉末を$5.00 \times 10^{-3}/mol$添加し、完全に溶解させた。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を質量分析法により求めたところ、
$^{107}Ag$が$75.0%, ^{109}Ag$が$25.0%$であった。
①$1.00 \times 10^{-3}$
②$5.00 \times 10^{-3}$
③$1.00 \times 10^{-2}$
④$5.00 \times 10^{2}$
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ある金属試料$X$中に含まれる銀$Ag$の物質量を求めるため、
次の実験Ⅰ, Ⅱを行った。
金属試料$X$中に含まれていた $Ag$の物質量は何$mol$か。
最も適当な数値を後の①~④のうちから一つ選べ。
実験Ⅰ $X$をすべて硝酸に完全に溶解させ$200mL$とした。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を
質量分析法により求めたところ、$^{107}Ag$が $50.0%, ^{109}Ag$が$50.0%$であった。
実験Ⅱ 実験Ⅰで調製した溶液から$100ml$を取り分け、
それに $^{107}Ag$の物質量の割合が$100%$である$Ag$粉末を$5.00 \times 10^{-3}/mol$添加し、完全に溶解させた。
この溶液中の$^{107}Ag$と$^{109}Ag$の物質量の割合を質量分析法により求めたところ、
$^{107}Ag$が$75.0%, ^{109}Ag$が$25.0%$であった。
①$1.00 \times 10^{-3}$
②$5.00 \times 10^{-3}$
③$1.00 \times 10^{-2}$
④$5.00 \times 10^{2}$
共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2016年追試 第7問 問2 糖の構造
単元:
#化学#大学入試過去問(化学)#共通テスト#化学(高分子)#糖類#理科(高校生)#大学入試解答速報
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
次の記述(a・b)の両方に当てはまる化合物を、
下の①~④のうちから一つ選べ。
a 左側の単糖部分(灰色部分)が$a^-$
コーグルコース構造($a^-$グルコース単位)であるもの。
b 水溶液にアンモニア性硝酸銀水溶液を加えて温めると、
銀が析出するもの。
※図は動画内参照
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次の記述(a・b)の両方に当てはまる化合物を、
下の①~④のうちから一つ選べ。
a 左側の単糖部分(灰色部分)が$a^-$
コーグルコース構造($a^-$グルコース単位)であるもの。
b 水溶液にアンモニア性硝酸銀水溶液を加えて温めると、
銀が析出するもの。
※図は動画内参照
2024年度 共通テスト解説 化学 第5問 問1 質量分析法-尿中のテストステロンの質量を求める
単元:
#化学#大学入試過去問(化学)#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
下線部$(a)$に関連して、質量分析法はスポーツ競技における選手のドーピング 検査などに利用されている。
ドーピング検査では、検査対象となった選手から
$90mL$以上の尿を採取し、その一部を質量分析に用いて、
対象物質の量が適正な範画内であるかを調べる。
テストステロンは、生体内に存在するホルモンであるが、
筋肉増強効果があるためドーピング禁止物質に指定されている。
図1に既知の質量のテストステロンを含む尿を質量分析法で分析した結果を示した。
横軸は、尿$3.0mL$に含まれるテストステロンの質量で、
縦軸は、テストステロンに由来する陽イオン$A^{+}$の検出された個数(信号強度)である。
ここで縦軸の数値は、尿$3.0mL$中のテストステロンの質量が$5.0×10^{-8}g$のときの$A^{+}$の信号強度を$100$とした相対値で表している。
ある選手の$3.0 mL$から得られた$A^{+}$の信号強度は$10$であった。
この選手の尿$90mL$中に含まれるテストステロンの質量は何か、最も適当な数値を、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
①$1.5 \times 10^{-8}$
②$9.0 \times 10^{-8}$
③$6.0 \times 10^{-7}$
④$1.5 \times 10^{-7}$
⑤$9.0 \times 10^{-7}$
⑥$6.0 \times 10^{-6}$
※図は動画内参照
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下線部$(a)$に関連して、質量分析法はスポーツ競技における選手のドーピング 検査などに利用されている。
ドーピング検査では、検査対象となった選手から
$90mL$以上の尿を採取し、その一部を質量分析に用いて、
対象物質の量が適正な範画内であるかを調べる。
テストステロンは、生体内に存在するホルモンであるが、
筋肉増強効果があるためドーピング禁止物質に指定されている。
図1に既知の質量のテストステロンを含む尿を質量分析法で分析した結果を示した。
横軸は、尿$3.0mL$に含まれるテストステロンの質量で、
縦軸は、テストステロンに由来する陽イオン$A^{+}$の検出された個数(信号強度)である。
ここで縦軸の数値は、尿$3.0mL$中のテストステロンの質量が$5.0×10^{-8}g$のときの$A^{+}$の信号強度を$100$とした相対値で表している。
ある選手の$3.0 mL$から得られた$A^{+}$の信号強度は$10$であった。
この選手の尿$90mL$中に含まれるテストステロンの質量は何か、最も適当な数値を、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
①$1.5 \times 10^{-8}$
②$9.0 \times 10^{-8}$
③$6.0 \times 10^{-7}$
④$1.5 \times 10^{-7}$
⑤$9.0 \times 10^{-7}$
⑥$6.0 \times 10^{-6}$
※図は動画内参照
【化学】古い過去問 センター試験2002年度 第2問 問4 溶解度とモル濃度
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#溶液の性質#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
$80℃$で、$100g$の硝酸カリウム$KNO_3$を水$100g$に溶かした。
この溶液を$27℃$まで冷却したところ、硝酸カリウムが析出した。
次の問い(a・b)に答えよ。
ただし、硝酸カリウムは、水$100g$に対して$40g$、$80℃$で$169g$まで溶ける。
a 析出した硝酸カリウムの質量として最も適当な数値を、
次の①~⑤のうち から一つ選べ。
①$100$
②$80$
③$60$
④$40$
⑤$20$
b $27℃$における、この飽和水溶液$10.0ml$の質量は$12.0g$であった。
この溶液のモル濃度として最も適当な数値を、
次の①~⑤のうちから一つ選べ。
ただし、硝酸カリウムの式量は$101$である。
①$34$
②$29$
③$4.8$
④$4.1$
⑤$3.4$
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$80℃$で、$100g$の硝酸カリウム$KNO_3$を水$100g$に溶かした。
この溶液を$27℃$まで冷却したところ、硝酸カリウムが析出した。
次の問い(a・b)に答えよ。
ただし、硝酸カリウムは、水$100g$に対して$40g$、$80℃$で$169g$まで溶ける。
a 析出した硝酸カリウムの質量として最も適当な数値を、
次の①~⑤のうち から一つ選べ。
①$100$
②$80$
③$60$
④$40$
⑤$20$
b $27℃$における、この飽和水溶液$10.0ml$の質量は$12.0g$であった。
この溶液のモル濃度として最も適当な数値を、
次の①~⑤のうちから一つ選べ。
ただし、硝酸カリウムの式量は$101$である。
①$34$
②$29$
③$4.8$
④$4.1$
⑤$3.4$
2024年度 共通テスト解説 化学 第3問 問4c NiCl₂の電気分解によるNiの析出量
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#電池と電気分解#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
c 式(1)で $NiCl_2$と$CuCl$が得られた水溶液から$CuCl$を除いた後、その水溶液を電気分解すると、単体の$Ni$が得られる。
このとき陰極では、式(3)と(4)に示すように$Ni$の析出と気体の水素$H_2$の発生が同時に起こる。
陽極では、式(5)に示すように気体の$CI_2$が発生する。
$NIS + 2 CuCl_2→ NICI_2 + 2CuCl + S$ (1)(再掲)
陰極 $Ni^{2+}+ 2e^{-} → Ni$ (3)
$2H{+} +2e{-}→ H_2$ (4)
陽極 $2 CI^{-}→ Cl_2+2e^{-}$ (5)
電気分解により$H_2$と$Cl_2$が安定に発生しはじめてから、
さらに時間$t(s)$だけ電気分解を続ける。
この間に発生する$H_2$と$Cl_2$の体積が、温度$T(K)$、
圧力$P(Pa)$のもとでそれぞれ $V_{w2}(I_n)$ と $V_{CI3}(L)$
のとき、陰極に析出する$Ni$の質量$w(g)$を表す式として
最も適当なものを、後の①~⑥のうち から一つ選べ。
ただし、$Ni$ のモル質量は$M(g/mol)$、気体定数は$R(Pa・L/(K・mol))$とする。
また、流れた電流はすべて式(3)~(5)の反応に使われるものとし、$H_2$と$Ch_2$の水溶液への溶解は無視できるものとする。
①$\displaystyle \frac{MP(V_{CI2}+V_{H2})}{RT}$
②$\displaystyle \frac{MP(V_{CI2}-V_{W2})}{RT}$
③$\displaystyle \frac{MP(V_{W2}-V_{CI2})}{RT}$
④$\displaystyle \frac{2MP(V_{CI2}+V_{W2})}{RT}$
⑤$\displaystyle \frac{2MP(V_{CI2}-V_{W2})}{RT}$
⑥$\displaystyle \frac{2MP(V_{H2}-V_{CI2})}{RT}$
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c 式(1)で $NiCl_2$と$CuCl$が得られた水溶液から$CuCl$を除いた後、その水溶液を電気分解すると、単体の$Ni$が得られる。
このとき陰極では、式(3)と(4)に示すように$Ni$の析出と気体の水素$H_2$の発生が同時に起こる。
陽極では、式(5)に示すように気体の$CI_2$が発生する。
$NIS + 2 CuCl_2→ NICI_2 + 2CuCl + S$ (1)(再掲)
陰極 $Ni^{2+}+ 2e^{-} → Ni$ (3)
$2H{+} +2e{-}→ H_2$ (4)
陽極 $2 CI^{-}→ Cl_2+2e^{-}$ (5)
電気分解により$H_2$と$Cl_2$が安定に発生しはじめてから、
さらに時間$t(s)$だけ電気分解を続ける。
この間に発生する$H_2$と$Cl_2$の体積が、温度$T(K)$、
圧力$P(Pa)$のもとでそれぞれ $V_{w2}(I_n)$ と $V_{CI3}(L)$
のとき、陰極に析出する$Ni$の質量$w(g)$を表す式として
最も適当なものを、後の①~⑥のうち から一つ選べ。
ただし、$Ni$ のモル質量は$M(g/mol)$、気体定数は$R(Pa・L/(K・mol))$とする。
また、流れた電流はすべて式(3)~(5)の反応に使われるものとし、$H_2$と$Ch_2$の水溶液への溶解は無視できるものとする。
①$\displaystyle \frac{MP(V_{CI2}+V_{H2})}{RT}$
②$\displaystyle \frac{MP(V_{CI2}-V_{W2})}{RT}$
③$\displaystyle \frac{MP(V_{W2}-V_{CI2})}{RT}$
④$\displaystyle \frac{2MP(V_{CI2}+V_{W2})}{RT}$
⑤$\displaystyle \frac{2MP(V_{CI2}-V_{W2})}{RT}$
⑥$\displaystyle \frac{2MP(V_{H2}-V_{CI2})}{RT}$
1分で解いてほしい化学計算問題 (41) 元素分析(2回目)
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#化学#有機#大学入試過去問(化学)#有機化合物の特徴と構造#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
[2021年 大阪産業大学(改)]
ある有機化合物$30mg$を完全燃焼させたところ、
二酸化炭素$88mg$と水$54mg$のみが得られた。
この化合物はどれか。
最も適当なものを一つ選べ。
原子量$H1 C 12 O 16$
①$C_2H_5HO$
②$CH_4$
③$C_2H_6$
④$CH_3COOH$
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[2021年 大阪産業大学(改)]
ある有機化合物$30mg$を完全燃焼させたところ、
二酸化炭素$88mg$と水$54mg$のみが得られた。
この化合物はどれか。
最も適当なものを一つ選べ。
原子量$H1 C 12 O 16$
①$C_2H_5HO$
②$CH_4$
③$C_2H_6$
④$CH_3COOH$
【星薬科大学(薬)】令和5年度一般選抜試験(B方式) 溶解度積の計算
単元:
#化学理論#大学入試過去問(化学)#溶液の性質#理科(高校生)#星薬科大学
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
(問題抜粋)$\sqrt{ 2 }=1.41,\sqrt{ 3 }=1.73,\sqrt{ 5 }=2.24,\sqrt{ 7 }=2.65$とする。
硫酸バリウムの溶解度積は$25℃$の条件で$1.00 \times 10^{-10}(mol/L)^2$であり、
極めて水に溶けにくい。
$1.00L$の水に$1.00 \times 10^{-4}mol$の硫酸バリウムを加えて飽和水溶液を調製し、
さらに$1.00 \times 10^{-5}mol$の硫酸を加え、$25℃$の条件で十分な時間をおいた場合、
溶存するバリウムイオンの濃度は何$mol/L$か。
有効数字2桁で答えなさい。
ただし、硫酸バリウム、 硫酸アンモニウムを加えたことによる溶液の体積変化は無視できるものとし、加えた硫酸はすべて電離したものとする。
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(問題抜粋)$\sqrt{ 2 }=1.41,\sqrt{ 3 }=1.73,\sqrt{ 5 }=2.24,\sqrt{ 7 }=2.65$とする。
硫酸バリウムの溶解度積は$25℃$の条件で$1.00 \times 10^{-10}(mol/L)^2$であり、
極めて水に溶けにくい。
$1.00L$の水に$1.00 \times 10^{-4}mol$の硫酸バリウムを加えて飽和水溶液を調製し、
さらに$1.00 \times 10^{-5}mol$の硫酸を加え、$25℃$の条件で十分な時間をおいた場合、
溶存するバリウムイオンの濃度は何$mol/L$か。
有効数字2桁で答えなさい。
ただし、硫酸バリウム、 硫酸アンモニウムを加えたことによる溶液の体積変化は無視できるものとし、加えた硫酸はすべて電離したものとする。
2024年度 共通テスト解説 化学 第3問 問4b NiSの溶解に必要なCl₂の量の計算
単元:
#化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
b 式(1)で$NiCl_2$と塩化銅(I) $CuCI$が得られた水溶液に
塩素$CI_2$を吹き込むと、式(2)に示すように $CuCl$から $CuCl_2$が生じ、再び式(1)の反応に使うことができる。
原子量($S 32 CI 35.5 Ni 59 Cu 64$)
$NIS + 2 CuCl_2 → NICI_2 + 2 CuCl + S$ (1)
$2 CuCl + Cl_2 → 2 CuCl_2$ (2)
$CuCl_2$を$40.5kg$使い、$NiS$を$36.4kg$加えて$Cl_2$を吹き込んだ。
式(1)と(2)の反応によって、すべてのニッケルが$NiCl_2$として水溶液中に溶解し、銅はすべて$CuCl_2$に戻されたとする。
このとき式(1)と(2)の反応で消費された$Cl_2$の物質量は何$mol$か。
最も適当な数値を、次の①~⑧のうちから一つ選べ。
①$150$
②$200$
③$300$
④$350$
⑤$400$
⑥$500$
⑦$550$
⑧$700$
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b 式(1)で$NiCl_2$と塩化銅(I) $CuCI$が得られた水溶液に
塩素$CI_2$を吹き込むと、式(2)に示すように $CuCl$から $CuCl_2$が生じ、再び式(1)の反応に使うことができる。
原子量($S 32 CI 35.5 Ni 59 Cu 64$)
$NIS + 2 CuCl_2 → NICI_2 + 2 CuCl + S$ (1)
$2 CuCl + Cl_2 → 2 CuCl_2$ (2)
$CuCl_2$を$40.5kg$使い、$NiS$を$36.4kg$加えて$Cl_2$を吹き込んだ。
式(1)と(2)の反応によって、すべてのニッケルが$NiCl_2$として水溶液中に溶解し、銅はすべて$CuCl_2$に戻されたとする。
このとき式(1)と(2)の反応で消費された$Cl_2$の物質量は何$mol$か。
最も適当な数値を、次の①~⑧のうちから一つ選べ。
①$150$
②$200$
③$300$
④$350$
⑤$400$
⑥$500$
⑦$550$
⑧$700$
【北里大学(薬)】令和5年度一般選抜試験(B方式) 酸化物から原子量を求める問題
単元:
#化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#物質量と濃度#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
原子量 $O 16$
ある元素$A$の単体(固体)$1.6g$を容積の変わらない反応容器に酸素とともに密閉し、
完全燃焼させた後、もとの温度に戻したところ、容器の圧力は反応前と同じ値になった。
このとき発生した酸化物は$3.2g$であった。
この元素$A$の原子量として最も適切なものはどれか。
ただし、固体の体積は気体の体積に比べて無視できるものとする。
(1)$12$ (2)$14$ (3)$16$ (4)$20$ (5)$23$
(6)$24$ (7)$28$ (8)$31$ (9)$32$ (10)$40$
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原子量 $O 16$
ある元素$A$の単体(固体)$1.6g$を容積の変わらない反応容器に酸素とともに密閉し、
完全燃焼させた後、もとの温度に戻したところ、容器の圧力は反応前と同じ値になった。
このとき発生した酸化物は$3.2g$であった。
この元素$A$の原子量として最も適切なものはどれか。
ただし、固体の体積は気体の体積に比べて無視できるものとする。
(1)$12$ (2)$14$ (3)$16$ (4)$20$ (5)$23$
(6)$24$ (7)$28$ (8)$31$ (9)$32$ (10)$40$
2024年度 共通テスト解説 化学 第2問 問4b 電離定数を求める
単元:
#化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#酸と塩基・水素イオン濃度#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
b モル濃度 $0.10 mol/L$の$HA$水溶液$10.0mL$に、
モル濃度$0.10 mol/L$の$NaOH$水溶液を滴下すると、
水溶液中の$HA. H^{+}. A^{-}. OH^{-}$のモル濃度
$[HA]. [H^{+}]. [A^{-}]. [OH^{-}]$は、図1のように変化する。
$NaOH$水溶液の滴下量が$2.5mL$のとき、$H^{+}$のモル濃度は $[H^{+}] = 8.1 \times 10^{-5}$である。
弱酸$HA$の電離定数$K_2$は何$mol/L$か。
最も適当な数値を、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
①$2.0 \times 10^{-3}$
②$2.7 \times 10^{-5}$
③$1.1 \times 10^{-4}$
④$2.4 \times 10^{-4}$
⑤$3.2 \times 10^{-4}$
⑥$6.7 \times 10^{-3}$
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b モル濃度 $0.10 mol/L$の$HA$水溶液$10.0mL$に、
モル濃度$0.10 mol/L$の$NaOH$水溶液を滴下すると、
水溶液中の$HA. H^{+}. A^{-}. OH^{-}$のモル濃度
$[HA]. [H^{+}]. [A^{-}]. [OH^{-}]$は、図1のように変化する。
$NaOH$水溶液の滴下量が$2.5mL$のとき、$H^{+}$のモル濃度は $[H^{+}] = 8.1 \times 10^{-5}$である。
弱酸$HA$の電離定数$K_2$は何$mol/L$か。
最も適当な数値を、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
①$2.0 \times 10^{-3}$
②$2.7 \times 10^{-5}$
③$1.1 \times 10^{-4}$
④$2.4 \times 10^{-4}$
⑤$3.2 \times 10^{-4}$
⑥$6.7 \times 10^{-3}$
共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2016年追試 第7問 問1 セルロースのアセチル化
単元:
#化学#大学入試過去問(化学)#共通テスト#化学(高分子)#糖類#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
原子量$H1 C12 0 16$
ジアセルロースは繊維の原料である。
いま、セルロース(繰り返し単位の式量$162$)
$16.2g$を少量の濃硫酸を触媒として無水酢酸と反応させ、
すべてのヒドロキシ基をアセチル化し、トリアセチルセルロースを得た。
これをおだやかな条件で加水分解し、ジアセチルロースを得た。
得られたジアセチルセルロースは何$g$か。
最も適当な数値を、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、トリアセチルセルロースは完全にジアセチルセルロー スになるものとする。
①$10.4$
②$10.7$
③$24.6$
④$25.2$
⑤$28.8$
⑥$29.7$
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原子量$H1 C12 0 16$
ジアセルロースは繊維の原料である。
いま、セルロース(繰り返し単位の式量$162$)
$16.2g$を少量の濃硫酸を触媒として無水酢酸と反応させ、
すべてのヒドロキシ基をアセチル化し、トリアセチルセルロースを得た。
これをおだやかな条件で加水分解し、ジアセチルロースを得た。
得られたジアセチルセルロースは何$g$か。
最も適当な数値を、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、トリアセチルセルロースは完全にジアセチルセルロー スになるものとする。
①$10.4$
②$10.7$
③$24.6$
④$25.2$
⑤$28.8$
⑥$29.7$
2024年度 共通テスト解説 化学 第2問 問4a 弱酸の電離度の変化
単元:
#化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#酸と塩基・水素イオン濃度#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
a 純水に弱酸$HA$を溶解させた水溶液を考える。
$HA$水溶液のモル濃度 $c(mol/L)$と$HA$の電離度$a$の関係を表したグラフとして最も適当なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。
ただし、$HA$水溶液のモル濃度が $c_0 (mol/L)$のときの$HA$の電離度を$a_0$とし、$a$は1よりも十分小さいものと する。
※図は動画内参照
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a 純水に弱酸$HA$を溶解させた水溶液を考える。
$HA$水溶液のモル濃度 $c(mol/L)$と$HA$の電離度$a$の関係を表したグラフとして最も適当なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。
ただし、$HA$水溶液のモル濃度が $c_0 (mol/L)$のときの$HA$の電離度を$a_0$とし、$a$は1よりも十分小さいものと する。
※図は動画内参照
2024年度 共通テスト解説 化学 第2問 問3 電池の反応物の質量と電気量の関係
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#電池と電気分解#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
アルカリマンガン乾電池、空気亜鉛電池(空気電池)、リチウム電池の、放電における電池全体での反応はそれぞれ式(2)~(4)で表されるものとする。
それぞ れの電池の放電反応において、反応物の総量が$1kg$ 消費されるときに流れる電気量$Q$を比較する。
これらの電池を、$Q$の大きい順に並べたものはどれか。
最も適当なものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、反応に関与 する物質の式量(原子量・分子量を含む)は表1に示す値とする。
アルカリマンガン乾電池
$2 MnO_2 + Zn + 2H_2O →2MnO (OH) + Zn(OH)_2$ (2)
空気亜鉛電池
$O_2 + 2Zn →2 ZnO$ (3)
リチウム電池
$Li+ MnO_2 →LiMnO_z$ (4)
※表は動画内参照
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アルカリマンガン乾電池、空気亜鉛電池(空気電池)、リチウム電池の、放電における電池全体での反応はそれぞれ式(2)~(4)で表されるものとする。
それぞ れの電池の放電反応において、反応物の総量が$1kg$ 消費されるときに流れる電気量$Q$を比較する。
これらの電池を、$Q$の大きい順に並べたものはどれか。
最も適当なものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、反応に関与 する物質の式量(原子量・分子量を含む)は表1に示す値とする。
アルカリマンガン乾電池
$2 MnO_2 + Zn + 2H_2O →2MnO (OH) + Zn(OH)_2$ (2)
空気亜鉛電池
$O_2 + 2Zn →2 ZnO$ (3)
リチウム電池
$Li+ MnO_2 →LiMnO_z$ (4)
※表は動画内参照
【現役講師による詳しい解説と講評!】2024年共通テスト化学解答解説〔現役塾講師解説、高校化学、化学基礎〕
1分で解いてほしい化学計算問題 (40) 電離度計算(化学基礎範囲)
単元:
#化学#化学基礎2ー物質の変化#大学入試過去問(化学)#酸と塩基・水素イオン濃度#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
〔2023年 川崎医療福祉大学(改)〕
$0℃, 1.013×10^5Pa$で$560mL$のをすべて水に溶かして$500mL$とした。
この水溶液の水酸化物イオン濃度$ [OH^{-}]は何$mol/L$か、
有効数字2桁で答えなさ い。
ただし、この溶液の電離度は$0.020$とし、アンモニアは理想気体であるとみなす。
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〔2023年 川崎医療福祉大学(改)〕
$0℃, 1.013×10^5Pa$で$560mL$のをすべて水に溶かして$500mL$とした。
この水溶液の水酸化物イオン濃度$ [OH^{-}]は何$mol/L$か、
有効数字2桁で答えなさ い。
ただし、この溶液の電離度は$0.020$とし、アンモニアは理想気体であるとみなす。
2024年共通テスト全問解説化学 #shorts #解答速報 #化学 #共通テスト
2024年度 共通テスト解説 化学 第1問 問4c 一部融解した氷の体積
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#物質の変化と熱・光#共通テスト#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
c $1.01 × 10^5 Pa$の圧力のもとにある$0℃$の氷$54g$がヒーターとともに断熱容器の中に入っている。
ヒーターを用いて$6.0kJ$の熱を加えたところ、氷の一部が融解して水になった。
残った氷の体積は何$cm^3$か。
最も適当な数値を、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、氷の融解熱は$6.0 kJ/mol$とし、加えた熱はすべて氷の融解に使われたものとする。
また、氷の密度は 図2から読み取ること。
〔氷の密度:$0.917g/cm^3$〕
①$18$ ②$19$ ③$20$ ④$36$ ⑤$39$ ⑥$40$
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c $1.01 × 10^5 Pa$の圧力のもとにある$0℃$の氷$54g$がヒーターとともに断熱容器の中に入っている。
ヒーターを用いて$6.0kJ$の熱を加えたところ、氷の一部が融解して水になった。
残った氷の体積は何$cm^3$か。
最も適当な数値を、次の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、氷の融解熱は$6.0 kJ/mol$とし、加えた熱はすべて氷の融解に使われたものとする。
また、氷の密度は 図2から読み取ること。
〔氷の密度:$0.917g/cm^3$〕
①$18$ ②$19$ ③$20$ ④$36$ ⑤$39$ ⑥$40$
2024年共通テスト解答解説速報 化学 【問題別にチャプターになっていますので概要欄より見たい問題に飛んでください】
単元:
#化学#大学入試過去問(化学)#共通テスト#理科(高校生)#大学入試解答速報#化学#共通テスト
指導講師:
理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
こちらの動画は、2024年1月14日(日)に実施された、共通テスト化学解答速報です。
あくまで当チャンネルの講師が独自に解説をしているものですので、万が一内容に間違いがございましたらご容赦ください。
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こちらの動画は、2024年1月14日(日)に実施された、共通テスト化学解答速報です。
あくまで当チャンネルの講師が独自に解説をしているものですので、万が一内容に間違いがございましたらご容赦ください。
2024年共通テスト化学の講評と全問解説
【現役講師による詳しい解説と講評!】2024年共通テスト化学基礎解答解説〔現役塾講師解説、高校化学、化学基礎〕
単元:
#化学#大学入試過去問(化学)#共通テスト#理科(高校生)#大学入試解答速報#化学#共通テスト
指導講師:
3rd School
問題文全文(内容文):
2024年共通テスト化学基礎解説動画です
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2024年共通テスト化学基礎解説動画です
1分で解いてほしい化学計算問題 (39) ポリマーの完全燃焼
単元:
#化学#化学理論#大学入試過去問(化学)#物質の変化と熱・光#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
[2023年 京都薬科大学B方式(改)]
重合度$n$が$1.2×10^4$のポリイソプレン$1.7g$を完全燃焼させたとき、発生する二酸化炭素は最大何$g$か、四捨五入して小数第1位まで求めよ。
ただし、両末端の置換基を考慮する必要はない。
※イソプレンの化学式:$H_2C=C(CH_3)-CH=CH_2$
原子量 $H=1.0 C=12 O=16$
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[2023年 京都薬科大学B方式(改)]
重合度$n$が$1.2×10^4$のポリイソプレン$1.7g$を完全燃焼させたとき、発生する二酸化炭素は最大何$g$か、四捨五入して小数第1位まで求めよ。
ただし、両末端の置換基を考慮する必要はない。
※イソプレンの化学式:$H_2C=C(CH_3)-CH=CH_2$
原子量 $H=1.0 C=12 O=16$
共通テスト(旧センター試験)過去問解説 化学 2016年追試 第6問 問2 イオン交換樹脂
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#化学#大学入試過去問(化学)#共通テスト#化学(高分子)#合成樹脂とゴム#理科(高校生)
指導講師:
ぺんぎん高校化学問題集
問題文全文(内容文):
$NaCl$ 水溶液を、図1に示すイオン交換樹脂をつめたカラムに通して、イオン交換された水溶液Aを得た。
この水溶液の性質(液性)と、Aに含まれる。
水素イオンと水酸化物イオン以外のイオンの組合せとして最も適当なものを下の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、イオン交換樹脂は水溶液に含まれるイオンの量に対して十分な量を用いたものとする。
※図・表は動画内参照
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$NaCl$ 水溶液を、図1に示すイオン交換樹脂をつめたカラムに通して、イオン交換された水溶液Aを得た。
この水溶液の性質(液性)と、Aに含まれる。
水素イオンと水酸化物イオン以外のイオンの組合せとして最も適当なものを下の①~⑥のうちから一つ選べ。
ただし、イオン交換樹脂は水溶液に含まれるイオンの量に対して十分な量を用いたものとする。
※図・表は動画内参照