【化学】構造決定:慶應義塾大学薬学部2018年 問4 part 1 - 質問解決D.B.(データベース)

【化学】構造決定:慶應義塾大学薬学部2018年 問4 part 1

問題文全文(内容文):
化合物A、B、CおよびDは水素、炭素、酸素、窒素原子のみからなる分子量300以下の化合物であり、すべて8員環の構造を持つ。
化合物A、Bは窒素原子を1つ含み、互いに異性体の関係にある。また、化合物C、Dは窒素原子2つを含み、互いに異性体の関係にある。
79.5 mgの化合物Aを完全燃焼させたところ、二酸化炭素205mgと水27.0mgを生じた。同様に59.5mgの化合物Cからは二酸化炭素154mgと水22.5mgを生じた。
化合物A~Dの溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えて加水分解を進めると、化合物E、F、G、HおよびIのような有機化合物もしくはナトリウム塩が得られた。なお、それぞれの反応生成物はAからはEとF、BからはGとH、CからはHとI、DからはEのみとなっていた。

Aを加水分解して得られた反応液に希塩酸を加えて酸性にし、ジエチルエーテルで抽出を行うと、エーテル層から化合物Fを得ることができた。
同様の操作をBの反応液に行うと、エーテル層から化合物Hを得ることができた。

化合物Eに塩酸と亜硝酸ナトリウムを加え反応させ、その後加温すると化合物Fが生成した。また、化合物Hを加熱すると脱水反応が進行した。
A~Dの構造式をかけ
チャプター:

0:00 オープニング
0:12 本編
1:29 補足

単元: #化学#有機#大学入試過去問(化学)#有機化合物の特徴と構造#理科(高校生)#慶應義塾大学
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
化合物A、B、CおよびDは水素、炭素、酸素、窒素原子のみからなる分子量300以下の化合物であり、すべて8員環の構造を持つ。
化合物A、Bは窒素原子を1つ含み、互いに異性体の関係にある。また、化合物C、Dは窒素原子2つを含み、互いに異性体の関係にある。
79.5 mgの化合物Aを完全燃焼させたところ、二酸化炭素205mgと水27.0mgを生じた。同様に59.5mgの化合物Cからは二酸化炭素154mgと水22.5mgを生じた。
化合物A~Dの溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えて加水分解を進めると、化合物E、F、G、HおよびIのような有機化合物もしくはナトリウム塩が得られた。なお、それぞれの反応生成物はAからはEとF、BからはGとH、CからはHとI、DからはEのみとなっていた。

Aを加水分解して得られた反応液に希塩酸を加えて酸性にし、ジエチルエーテルで抽出を行うと、エーテル層から化合物Fを得ることができた。
同様の操作をBの反応液に行うと、エーテル層から化合物Hを得ることができた。

化合物Eに塩酸と亜硝酸ナトリウムを加え反応させ、その後加温すると化合物Fが生成した。また、化合物Hを加熱すると脱水反応が進行した。
A~Dの構造式をかけ
投稿日:2021.05.25

<関連動画>

有機化学を5時間で総復習しましょう

アイキャッチ画像
単元: #化学#有機#有機化合物の特徴と構造#脂肪族炭化水素#酸素を含む脂肪族化合物#芳香族化合物#有機化合物と人間生活#理科(高校生)
指導講師: カサニマロ【べんとう・ふきのとうの授業動画】
問題文全文(内容文):
高校範囲の有機化学のすべてがここに!
一本の動画で有機化学の重要ポイントがわかっちゃいます!
この動画を見る 

【高校化学】今週の構造決定#0〜準備編〜【燃焼管による分子式の決定、異性体の書き方etc】

アイキャッチ画像
単元: #化学#有機#有機化合物の特徴と構造#脂肪族炭化水素#酸素を含む脂肪族化合物#芳香族化合物
指導講師: 受験メモ山本
問題文全文(内容文):
燃焼管による分子式の決定、異性体の書き方などの説明動画です
この動画を見る 

【有機化学】有機化合物の分離問題の解き方【16分】

アイキャッチ画像
単元: #化学#有機#有機化合物の特徴と構造#理科(高校生)
指導講師: カサニマロ【べんとう・ふきのとうの授業動画】
問題文全文(内容文):
【有機化学】有機化合物の分離問題の解き方【16分】
この動画を見る 

【高校化学】付加反応【毎週土曜日16時更新!】

アイキャッチ画像
単元: #化学#有機#有機化合物の特徴と構造#理科(高校生)
教材: #中高教材#セミナー化学基礎・化学
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
(1)ある炭化水素を0℃,1,013×10⁵Paで3.0Lとって完全燃焼させたところ,同温同圧で9.0Lの二酸化炭素が得られた。また,炭化水素3.0Lに水素を付加させると,同温同圧で6.0Lの水素が吸収された。この炭化水素の分子式を次から選べ。①C₂H₂ ②C₂H₄ ③C₃H₄ ④C₃H₆ ⑤C₄H₆ ⑥C₄H₈
(2)5.60gのアルケンCH₂に臭素Br₂を完全に反応させたところ,3.76gの化合物CH₂Br₂を得た。このアルケンの炭素数nを次から選べ。
①1 ②2 ③3 ④4 ⑤5 ⑥6
この動画を見る 

【高校化学】有機化合物の特徴

アイキャッチ画像
単元: #化学#有機#有機化合物の特徴と構造#理科(高校生)
指導講師: 理数個別チャンネル
問題文全文(内容文):
有機化合物に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選べ。
(ア)構成元素の種類が多いため,化合物の種類も非常に多い
(イ)分子式が同じでも,構造や性質の異なるものがある
(ウ)一般に,融点や沸点が高く,可燃性の物が多い
(エ)分子からなる物質が多く,水に溶けやすいが,有機溶媒には溶けにくい
この動画を見る 
PAGE TOP