問題文全文(内容文):
第4問
(1) を で割った時の余りは1に等しい。このことを用いると、不定方程式
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは であることがわかる。
また、①の整数解のうち、xが2桁の正の整数で最小になるのは
である。
(2)次に、 を で割った時の余りと、 で割った時の余りについて考えてみよう。
まず、
であり、また とすると、 である。
これらにより、 を で割った時の余りと、 で割った時の余りがわかる。
(3)(2)の考察は、不定方程式
の整数解を調べるために利用できる。x,yを②の整数解とする。
は の倍数であり、 で割った時の余りは1となる。よって(2)により、
は でも でも割り切れる。 と は互いに素なので
は の倍数である。このことから、②の整数解のうち、
xが3桁の正の整数で最小になるのは
であることが分かる。
(4) を で割った時の余りは1に等しい。不定方程式
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは
である。
2022共通テスト数学過去問
第4問
(1)
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは
また、①の整数解のうち、xが2桁の正の整数で最小になるのは
(2)次に、
まず、
であり、また
これらにより、
(3)(2)の考察は、不定方程式
の整数解を調べるために利用できる。x,yを②の整数解とする。
xが3桁の正の整数で最小になるのは
であることが分かる。
(4)
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは
2022共通テスト数学過去問
単元:
#数A#大学入試過去問(数学)#整数の性質#約数・倍数・整数の割り算と余り・合同式#センター試験・共通テスト関連#共通テスト#数学(高校生)
指導講師:
福田次郎
問題文全文(内容文):
第4問
(1) を で割った時の余りは1に等しい。このことを用いると、不定方程式
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは であることがわかる。
また、①の整数解のうち、xが2桁の正の整数で最小になるのは
である。
(2)次に、 を で割った時の余りと、 で割った時の余りについて考えてみよう。
まず、
であり、また とすると、 である。
これらにより、 を で割った時の余りと、 で割った時の余りがわかる。
(3)(2)の考察は、不定方程式
の整数解を調べるために利用できる。x,yを②の整数解とする。
は の倍数であり、 で割った時の余りは1となる。よって(2)により、
は でも でも割り切れる。 と は互いに素なので
は の倍数である。このことから、②の整数解のうち、
xが3桁の正の整数で最小になるのは
であることが分かる。
(4) を で割った時の余りは1に等しい。不定方程式
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは
である。
2022共通テスト数学過去問
第4問
(1)
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは
また、①の整数解のうち、xが2桁の正の整数で最小になるのは
(2)次に、
まず、
であり、また
これらにより、
(3)(2)の考察は、不定方程式
の整数解を調べるために利用できる。x,yを②の整数解とする。
xが3桁の正の整数で最小になるのは
であることが分かる。
(4)
の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは
2022共通テスト数学過去問
投稿日:2022.01.18