問題文全文(内容文):
数列 は、初項 が であり、 のとき次の漸化式を
満たすものとする。
①
(1) である。
(2) とおき、数列 の一般項を求めよう。
の初項 は である。①の両辺を で
割ると
を得る。ただし、 とする。
したがって
である。
を2以上の自然数とするとき
が成り立つことを利用すると
が得られる。これは のときも成り立つ。
(3)(2)により、 の一般項は
で与えられる。ただし、 とする。
このことから、すべての自然数 について、
は整数となることが分かる。
(4) を自然数とする。 で割った余りはそれぞれ
である。また、 の初項から
第2020項までの和を で割った余りは である。
2020センター試験過去問
数列
満たすものとする。
(1)
(2)
割ると
を得る。ただし、
したがって
である。
が成り立つことを利用すると
が得られる。これは
(3)(2)により、
で与えられる。ただし、
このことから、すべての自然数
(4)
第2020項までの和を
2020センター試験過去問
単元:
#数A#大学入試過去問(数学)#整数の性質#約数・倍数・整数の割り算と余り・合同式#数列#数列とその和(等差・等比・階差・Σ)#漸化式#センター試験・共通テスト関連#センター試験#数学(高校生)#数B
指導講師:
福田次郎
問題文全文(内容文):
数列 は、初項 が であり、 のとき次の漸化式を
満たすものとする。
①
(1) である。
(2) とおき、数列 の一般項を求めよう。
の初項 は である。①の両辺を で
割ると
を得る。ただし、 とする。
したがって
である。
を2以上の自然数とするとき
が成り立つことを利用すると
が得られる。これは のときも成り立つ。
(3)(2)により、 の一般項は
で与えられる。ただし、 とする。
このことから、すべての自然数 について、
は整数となることが分かる。
(4) を自然数とする。 で割った余りはそれぞれ
である。また、 の初項から
第2020項までの和を で割った余りは である。
2020センター試験過去問
数列
満たすものとする。
(1)
(2)
割ると
を得る。ただし、
したがって
である。
が成り立つことを利用すると
が得られる。これは
(3)(2)により、
で与えられる。ただし、
このことから、すべての自然数
(4)
第2020項までの和を
2020センター試験過去問
投稿日:2020.01.21